第18話

大親友との別れ
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2024/04/07 04:09
ペイント視点
俺は日常城を出た後、しにがみが行ってたであろうパン屋へ急いで行った
ペイント
間に合ってくれ、、、!
ギィィ
店長さんにしにがみの事を聞いた
どうやらまだ出てから10分も経っていないらしい
てことはまだ近くにいる!
ペイント
あ、ありがとうございます!
俺は聞いた後、手当たり次第街中を探して行った
そしてやっと見つけた、、、
ペイント
しに、、、がみ、、、?
しにがみ
え?
え?
しにがみは路地裏でよく見知った奴大親友と一緒にいた
ペイント
な、なんでお前ら戻らねぇんだよ?
ペイント
なぁ、、、










ペイント
しにがみ、、、らっだぁ、、、
らっだぁ視点
まずいまずいまずい!
バレてしまった!
どうすれば良い!?
どうすればここを切り抜けられる!?
らっだぁ
あ、、、えぇ、、、っと、、、
ペイント
らっだぁ、、、
らっだぁ
な、なに?
ペイント
お前、、、統治者だろ?
らっだぁ
そう、、、だね、、、
ペイント
なんで戻ってやらねぇんだよ?
ペイント
国が危ねぇだろ?
らっだぁ
そうだけど、、、
やばい、、、実力行使で切り抜ける?
でもそうしたらペイントは、、、
絶対立ち直れない、、、
頼むしにがみ、、、!
ずっと一緒にいたお前なら何か打開策を立てられるかもしれない!
流石にこの状況は大親友である俺でも無理だ、、、
それに俺にはペイントを傷つけるなんて行為、
出来るはずがねぇ、、、
誰も傷付かずに済む方法、、、
しにがみ
ねぇ、、、ペイントさん、、、
ペイント
、、、何?しにがみ
しにがみ
どうして戻らなかったか分かる?
ペイント
、、、分からない、、、
そうしてしにがみは本当の人思いの死神かのように
低い悲しい声でこう言い放った
しにがみ
そういうとこなんだよ
ペイント
へ?
らっだぁ
しにがみ
いっつも自分の気持ちや、
即座に分かる範囲しか考えない!
しにがみ
分かりずらい僕の気持ちを少しでも
考えた事あった?
ペイント
ッ!
らっだぁ
し、しにがみ、、、?
俺は止めようとした、、、ペイントの心が、、、
壊れそうだったから、、、けど、、、
しにがみ
止めないで、、、
らっだぁ
やっぱりそうだ、、、
しにがみは無理してこの言葉を出している
ペイント
、、、、、、
ペイントは固まっていた
逃げようかと思ったがしにがみが俺を軽く叩いて
合図を送ってきた
そして俺は言う
らっだぁ
俺は、、、ペイント、、、いや、
ぽまえらが好きだ、、、
らっだぁ
けど、、、それと同等の存在が、、、
できてしまったんだ、、、
ペイント
、、、は?
らっだぁ
正確には「再会した」の方が正しいか
ペイント
お、お前、、、何言ってんだよ、、、
ペイント
い、意味、、、わかんねぇよ、、、
ペイントの声は震えていた、、、
そりゃそうだ、大切な存在に強く言われた後、
俺がこんな言葉を吐いたのだから、、、
らっだぁ
ペイント、、、
ペイント
、、、なんだよ、、、
らっだぁ
幸せに生きてくれ、、、
ペイント
は?
ペイント
なんだよその言葉、、、
まるで今から消えるみたいな、、、
らっだぁ
もしかしたらもう、、、会えないかもしれないから言ったまでだが?
ペイント
ッ!
ペイント
ざけんなッ!
俺はお前らを大切に思ってッ!
らっだぁ
そんなん知ってるに決まってるだろ!
ペイント
ッ!
俺はバレないように合図を送り、しにがみを逃がした
そして言葉を続ける
らっだぁ
何年お前と親友やってると思ってんだ!
らっだぁ
それにしにがみだって無理してんだよ!
らっだぁ
それなのに、、、それなのに!
俺は口からすらすら言葉が出てきた
らっだぁ
全てを分かったかのように
言葉を吐いてんじゃねぇよ!
らっだぁ
ペイント、お前が全て悪いわけじゃない
ペイント
、、、、、、ぇ?
らっだぁ
確かにしにがみのは納得できてたが、
お前だって分かってるには分かってる
らっだぁ
俺が保証する
ペイント
だ、だけど、、、もう、、、お前らは戻ってこないんだろ?
らっだぁ
、、、、、、なよ、、、、、、
ペイント
え?
らっだぁ
最初から諦めるなって言ってんだよ!
自分でも分かるほど小さい声だった
きっと苦しいんだろう、、、
この言葉を吐く事が
らっだぁ
最初から諦めたら救えるもんも
救えねぇだろ!
ペイント
らっだぁ
、、、もういい
ペイント
、、、え?
らっだぁ
さようなら
らっだぁ
また、、、どこかで、、、
そう言い、去って行った
どうやら俺は、アイツとの会話で
涙を流していたらしい
、、、アイツにバレてないといいな、、、
ここまで!
アイデアがなくなっていく、、、
ちなみにエンドはまだ決まっていません!
それじゃ⭐︎

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