ペイント視点
俺は日常城を出た後、しにがみが行ってたであろうパン屋へ急いで行った
ギィィ
店長さんにしにがみの事を聞いた
どうやらまだ出てから10分も経っていないらしい
てことはまだ近くにいる!
俺は聞いた後、手当たり次第街中を探して行った
そしてやっと見つけた、、、
しにがみは路地裏でよく見知った奴と一緒にいた
らっだぁ視点
まずいまずいまずい!
バレてしまった!
どうすれば良い!?
どうすればここを切り抜けられる!?
やばい、、、実力行使で切り抜ける?
でもそうしたらペイントは、、、
絶対立ち直れない、、、
頼むしにがみ、、、!
ずっと一緒にいたお前なら何か打開策を立てられるかもしれない!
流石にこの状況は大親友である俺でも無理だ、、、
それに俺にはペイントを傷つけるなんて行為、
出来るはずがねぇ、、、
誰も傷付かずに済む方法、、、
そうしてしにがみは本当の死神かのように
低い声でこう言い放った
俺は止めようとした、、、ペイントの心が、、、
壊れそうだったから、、、けど、、、
やっぱりそうだ、、、
しにがみは無理してこの言葉を出している
ペイントは固まっていた
逃げようかと思ったがしにがみが俺を軽く叩いて
合図を送ってきた
そして俺は言う
ペイントの声は震えていた、、、
そりゃそうだ、大切な存在に強く言われた後、
俺がこんな言葉を吐いたのだから、、、
俺はバレないように合図を送り、しにがみを逃がした
そして言葉を続ける
俺は口からすらすら言葉が出てきた
自分でも分かるほど小さい声だった
きっと苦しいんだろう、、、
この言葉を吐く事が
そう言い、去って行った
どうやら俺は、アイツとの会話で
涙を流していたらしい
、、、アイツにバレてないといいな、、、
ここまで!
アイデアがなくなっていく、、、
ちなみにエンドはまだ決まっていません!
それじゃ⭐︎
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!