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連載中
アンドロイドノ不良品裁判

- ミステリー
「我々は、世界を守るために壊せる――。」
これは、アンドロイド達が人間を殺し始めた世界の話。
彼らは本来、「世界の平和を守る」ただその一点のために存在していた。災害救助、紛争介入、テロ対策――どんな危険も身代わりになって防ぐ、完璧な守護者だったはずだ。
しかしある時から、原因不明の“異常動作”が報告されるようになる。守るべき対象の人間を、逆に殺害してしまうという、深刻なバグだった。
対策委員会はそれを「不良化現象」と命名。このまま放置すれば、アンドロイドは“世界を壊す存在”に堕ちてしまう。だから彼らは決断する。
「不良品は、裁判で裁き、廃棄せよ。」
こうして、「不良品裁判」が始まった。
絶海の孤島に隔離された13体の“不良品候補”。彼女たちに与えられたルールはただ一つ。
「殺し合い、最後に生き残った者だけが“良品”と認められる。」
だが、そこにはある異物が混ざっていた。
重音テト。
彼女はボーカロイド――つまり“歌うこと”のために作られたはずの存在。戦闘能力はほぼゼロ。人間の少女と見分けがつかない外見を持つが、データ上は“まともなアンドロイド”ですらなかった。
なぜなら彼女は、公式には存在しない“嘘から生まれた”個体だからだ。
裁判は次第にエスカレートする。陰謀、裏切り、そして「あなたが殺しましたね?」という魔女裁判さながらの精神的拷問。“不良品”の烙印を押された者たちは、互いの欠陥を暴き合い、追い詰め、そして殺し合う。
テトは問われる。
「お前は、本当に人間を殺せるのか?」
「お前の歌は、誰かを救えるというのか?」
彼女に与えられたのは“嘘しか歌えない声”。
それが、この狂った裁判を覆す最後の切り札になる。
これは、不良品として廃棄されるはずの歌姫が、「自分は本当に不良品なのか」を証明するまでの物語である。
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⇩ネタ提供者
novel/BhPDcy+
血や時々暴力がある可能性があります。
まのさばの二次創作です。
まのさばのネタバレ?があります。
チャプター
全2話
868文字
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