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裏会議が終わり、Stray Kidsとあなた、エイクが次の作戦へ移ろうとした瞬間。
──基地の警報が轟く。
「侵入反応! 北ブロック、WEMUST!!」
空気が一瞬凍りつく。
エイク
「……来ましたね」
あなた
「ええ。狙いは“私”と子どもたちね」
その瞬間、Stray Kidsの目が鋭く変わった。
バンチャン
「あなた、俺たちは子供組のところへ向かう。
守るのは俺たちの役目だろ?」
あなた
「お願い。タカシも一緒に行って」
超特急・タカシが無言で頷き、Stray Kidsとともに走り出す。
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基地の廊下を揺らす足音。
北ブロックへ駆けるのは──
ONE N’ ONLY(REI・TETTA・NAOYA・HAYATO・EIKU)
超特急(カイ・リョウガ・タクヤ・ユーキ・シューヤ・マサヒロ・アロハ・ハル)
特攻隊と副組長エイクが一気に動く。
エイク
「前衛は俺とONE N’ ONLY、
超特急は左右から包囲して!」
カイ
「了解!!行くぞ、お前ら!!」
ユーキ
「久々に暴れるか〜!」
ONE N' ONLYと超特急が交戦ラインで火花を散らす。
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あなたは走りながら、軽く髪を結び直す。
あなた
「エイク、前へ出るわ」
エイク
「……覚悟はできています。背中は任せてください」
二人は北ブロックの破られたゲートに飛び込む。
WEMUSTのメンバーがすでに数十名規模で基地に侵入していた。
あなたとエイクが中央に立つ。
互いの背中が触れそうなくらい近く、呼吸が合う。
蒼空
「エイク、右側をお願い」
エイク
「左はあなた様ですね」
蒼空
「“様”はやめなさい。戦いにくいわ」
エイク
「……了解、あなた」
WEMUSTが突っ込んでくる。
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あなたは短いナイフを両手に構え、
エイクは長めの警棒を逆手に持って立つ。
背中合わせのまま、息一つ乱さずに動き出す。
あなたの動きは鋭く、速い。
刺すでも斬るでもなく、急所を狙わず相手を倒す“制圧型”。
エイク
「あなた、三時方向、一人!」
あなた
「利用するわ!」
あなたは飛びかかってきたWEMUSTの腕を掴み、
そのままエイク側へ放り投げる。
エイクの警棒がカシン、と正確に打ち落として失神させる。
全てが一瞬。
あなた
「連携は完璧ね」
エイク
「あなたに合わせているだけだ」
あなた
「そういうところよ、信頼してるのは」
再び突っ込んでくるWEMUST。
あなたはエイクの背中越しに周りを読み、
エイクはあなたの動きに半拍も遅れず追従する。
二人の周囲だけ、まるで別世界のように静かで美しい。
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Stray Kids
「急げ!敵が子供組の居住ブロックを狙ってる!」
タカシ
「ICExとLienelは俺が絶対に守る!!」
廊下を駆け抜けながら、
バンチャンがあなたの背中を一度だけ思い浮かべる。
バンチャン(心の声)
「……頼むから無茶すんなよ、あなた」
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あなたとエイクが前線を突破したところで、
奥から見覚えのある影が歩いてくる。
WEMUSTの中心メンバー。
彼らはあなたを見ると、明確な殺気を向ける。
???
「やっと本物の組長が出て来たか。
お前を仕留めるために来た」
あなた
「あら、久しぶりね。ここを抜けた癖にどうして戻ってきたのかしら」
「……私を狙った時点で、あなたたちはもう引けないわよ?」
エイクが一歩前に出る。
エイク
「あなたには指一本触れさねぇ」
あなた
「一緒に行くわよ、エイク」
二人が前へ踏み込み──
“本隊 VS 組長&副組長” の本当の戦いが始まる。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。