会合が終わり、スタッフたちが退出していく。
エイクは自然に動き、出入口の警備メンバー(ONE N' ONLY)へ合図を出した。
エイク
「ここから先は、あなた様の許可した者のみ通すように」
「様」と呼ぶのは、この“裏”の時だけ。
扉が閉まり、室内は静かになる。
Stray Kidsは誰も席を立たず、あなたの次の言葉を待っている。
あなたは会議テーブルに手をつき、そのまま静かに深呼吸した。
そして、仕事の顔から――
本物の組長の顔 に変わった。
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あなた
「さっき話した敵の動き……あれは“まだ表向きの情報”。
本当はもう少し深刻よ」
バンチャンが表情を引き締めた。
フィリックス
「深刻って、どのレベル?」
あなたは指先で資料を弾き、あるページをStray Kids側に向ける。
そこには
敵組 — SEVENTEEN・Snow Man・NewKAWAII
と、それぞれの動きが細かく書かれている。
あなた
「今回狙われているのは、あなたたちと……ICEx、Lienelの動線。
“子ども組”の方から情報を引き出そうとしてる」
ヒョンジン
「最悪じゃん……!」
リノ
「ICExとLienelは16歳だろ?狙われたら終わりだぞ」
あなた
「ええ。だから――先に私が先手を打つ」
あなたの声は低く静かだが、圧倒的な安心感を含んでいた。
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バンチャンは、小声であなたを呼ぶ。
バンチャン
「あなた……今回はお前、前に立つつもりだろ」
あなた
「ええ。表はエイクの指揮に見せる。でも動くのは私」
エイクは横で黙っているが、
あなたの言葉を一切否定しない。
Stray Kidsは誰も動揺していない。
これはいつものことだから。
だがバンチャンは続けた。
バンチャン
「無理はするなよ。
俺たちも“あなたの護衛側”なんだから」
あなたが小さく目を細めた。
あなた
「……頼りにしてるわ。あなたたちだけは、全てを話せる」
Stray Kids全員の肩が少しだけ緊張を解き、自然な呼吸に戻る。
ここは、彼らにとって“仕事”ではなく“家族会議”なのだ。
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◆裏の決定事項
あなた
「まず、ICExとLienelの通学ルートを変更する。
往復はM!LKとエイクが担当。
あなたたちは別ルートで動いて、敵の誘導に乗ってくれる?」
フィリックス
「囮になるってこと?」
あなた
「ええ。でも危険はさせない。罠は全部私の方で潰すわ」
リノ
「……さすが、俺たちの本物の組長だな」
あなたは照れ隠しのように資料を閉じた。
あなた
「他にも話すことはあるけれど……まずは一度休憩しましょう」
Stray Kids
「了解、組長」
その呼び方は
ここにいる者だけの秘密。













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。