第70話

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435
2024/04/26 08:12










あの後アルミンは
『 僕も隠れてる敵を見つけに行くので 、! 』



そう言ってほか兵士と一緒に
壁内の空洞を探し始めた



















あなた
   頭が回る兵士は優秀だねぇ   






  私はそう言いながら

昔のエルヴィンと
今のアルミンを重ねて見ていた





あなた
   なんというか 、 似てんねぇ …    







壁内 、 ねぇ …


仮にもし壁内に隠れていたとして
どうやって空洞を作ったのだろうか









設計の問題か 、?





あなた
  さて 、どうしたものか   














アルミンに言われた通り暫く上から眺めていると

兵士の声と共に煙弾が打ち上がる















兵士
  ここだ ! ここに空洞があるぞ !!    






直後 , 兵士は貫かれた







あなた





私の場所からでは間に合わない


そう実感し近くにいたリヴァイへ
咄嗟に声をかける





あなた
  リヴァイ 、 !!!     






私が声をかけなくとも自ら動いたリヴァイは
ライナーの首を仕留めた










ように見えただけだった

エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  … 、!!   
あなた
  ま 、そりゃそっか … 笑   





巨人化による光と音によって
私の声は共にかき消された








エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  周囲を見渡せ 、!!   
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
    他の敵を捕捉し _    







後ろで光った

それも1つではなく多数の






あなた
   は 、  



その光は他でもなく巨人化の証

振り向けば獣の巨人 , 無垢の巨人らが
逃げ道を塞ぐように囲っていた







エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   投石来るぞ !! 伏せろ ー !!!!    





アイツらは考える隙も与えず
石を投げる







あなた
    狙い通りってのは    







投石が接触した場所は
我々の壁上などではなく扉だった





あなた
  気持ち悪い … 笑    






投石による衝撃波に吹かれながら

私は顔を歪めて笑ってみせた









兵士
  外したのか 、   
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
    いや , いいコントロールだ   
あなた
   ほんとだよ   
あなた
   あれは狙ってたね   
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  やつは扉を塞いだ馬が通れない程度にな       
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  まずは馬を狙い包囲する   
我々の退路を経ち _
あなた
   ここで選別するために   でしょ ?   
兵士
  そんなこと …   
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   あぁその通りだ   
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   我々は互いに望んでいる  










あーぁ 、 私たちは望みすぎている





エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  ここで決着をつけようと   




こんなところで決着をつけたって





エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
    人類と巨人のどちらが生き残り    
どちらが死ぬのか !






世界が認めやしないのだから











そんなことを団長の隣で
私はただひたすらにそう思っていた












♡×50 NEXT


お待たせしました 😭
もしかしたらまた暫く休憩タイム入るかもです


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