第72話

♟️ _ 69
437
2024/04/27 04:19



                       私は多数の巨人を前に
報告書をひたすらに思い返していた









目線の先はいつだって
未知そのものだ










あなた
  (   あんな四足歩行のやつ居たか … ?  )   



いくら思い返しても
そんなヤツは報告書に書かれていなかった




エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス




隣に立つエルヴィンも
どうやら同じように考えているっぽい







あなた
    なんにせよ厄介だな   




観察をしていると
獣の巨人は ダンッ と地を叩く






それが合図なのか
2,3m級の巨人が走り出した




あなた
   ははっ 明るい未来はほど遠ーいねぇ !   
ハンジ・ゾエ
ハンジ・ゾエ
  本当だよ … 笑   



動かなければより思う壷だ

相手の予想外を動きに移せ
そうでなければ勝つことは出来ない






エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
       
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  やっと何かを喋る気になったか   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
  先に朝食を済ませるべきだった   











指示はやっぱ任せたよ団長

エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   デューク班 , 並びにマレーネ班は
内門のクラース班と馬を死守せよ
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   リヴァイ班 , 並びにハンジ班は    
鎧を仕留めよ
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   各班は指揮の元 , 雷槍を使用し   
なんとしてでも目的を果たせ
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
     今この時この一戦に
人類存続の全てがかかっている
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   今一度 人類に    









エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   心臓を捧げよ !!!   



声は出さず
そっ と私は拳を胸に当てた








あなた
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  まて リヴァイ アルミン  




どうしたのかと思えば
それぞれの目的を言い渡した





あなた
    死ぬなよ   
リヴァイ・アッカーマン
リヴァイ・アッカーマン
   誰にものを言ってやがる   




そう , その言葉が欲しかった





あなた
   さぁ ?  誰にだろうね … 笑    







「よっこらしょっ」 とわざわざ口に出しながら
壁に腰を下ろした








あなた
   首領ってのはずるいもので
もしかしたら1番安全で苦しいかもしれない




これはただの独り言だ

その言葉に反応したのは隣に立つエルヴィン






エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
    あぁ そうかもしれないな   
あなた
あなた
   えぇ 、 ひどいなぁ w      
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
   だが俺達にとっては
お前は希望そのものだ





だからなんで


そんな苦しめようとするの










なんて思ったが
エルヴィンにはその気は無いのだろう




知ってるその言葉の意味








あなた
   死ぬなら役に立て死ね … と    





理解しても尚
やはり苦しいものだった







残念ながら彼は
私の言葉に反応することは無かった 。






あなた
  はぁ"ーぁ !!   
あなた
  ったく皆して … 、 
もっと首領を大切にしろよ !!



エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミス
  そうだな … 笑    














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