今日も飲みの予定が入っていた
でも残業も予定もないけど不参加にした
きっと行っても2人に嫉妬して辛くなる
だから行くのを辞めた
ラウールの目は
蓮に何かを訴えていたが
蓮には届かなかった
数日後また集合がかかった
あなたは今回も不参加
何度繰り返しただろう
そのうちグループLINEの通知も来なくなった
きっと新しいグループを作って
みんなで会っているんだろう
蓮にこんなに会わないなんて
出会ってからは無かった気がする
趣味のオフ会であった私たちだから
きっとこれで終わりなんだと思う、、、
『あなた、日曜ランチしない?』結依
日曜日
結依ちゃんと待ち合わせた場所に向かう
2人で予約したお店に向かった
ランチを頼んで、話していると
蓮の話になった
わかってた
結依ちゃんの目は恋をしている人の目だったから
でも、やっぱり動揺してしまう
その動揺を隠すように必死に話した
デートか、、、
好きな人とは、デートしたいよね、、
結依ちゃんに言っているのか
自分に言っているのかわからなくなる
可愛いく微笑む結依ちゃん
この笑顔に私は敵わない
最後にカフェに行って解散した
数日後デートが成功した事の報告が来た
また誘ってみると前向きな結依ちゃん
そのメッセージをため息混じりに眺めた
その日の夜
『あなた、◯日にいつもの居酒屋集合』蓮
『不参加で』あなた
『彼氏の予定以外は、強制参加だから』蓮
『わかった』あなた
個人LINEにきたけど、場所はいつもの場所だから
みんながいるものだと思っていた
店に着くと以前のように店の前で待っている蓮
いつもように店に入った、、、
いつもの個室に入ると誰もいなかった
結依ちゃんと蓮を見たくない
なんて言えない、、、
そうだった、、、
蓮はラウとは対照的な鈍感男だった、、
蓮が、私の気持ちに気づくことは一生ないだろう
ここで私が諦めれば
何事もなく終わる事ができる
聞きたく無かったな、、、
でも諦める材料だから、しっかり聞いてみた
自分で言って自分で傷ついてる
でも、諦めるためだから、、、
あなたはビールを飲み干して
空になったグラスを見つめた
駅までの道は、蓮と距離を感じた
でも実際距離を取ったのは、私の方、、、
改札を入り、蓮に手を振って
走ってホームに向かって到着した電車に飛び乗った











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!