「ようこそ・・・。お客人・・・。」
ゴブリン村長「私はこの村の村長をさせていただいております・・・。」
ゴブリン村長「実は最近魔物の動きが活発になっているのはご存知でしょうか。」
ゴブリン村長「我らの神が、1月前に姿をお隠しになられたのです。」
ゴブリン村長「その為、近隣の魔物がこの地にちょっかいをかけ始めまして。」
ゴブリン村長「我々も応戦したのですが、全力的に厳しく・・・。」
ゴブリン「そ、それで貴方様に・・・!」
ゴブリン村長「ご謙遜を・・・。」
ゴブリン「ご謙遜を。」
ゴブリン村長「ただのスライムにそこまでのオーラは出せませぬよ。相当に名を馳せる魔物なのでしょう。」
大賢者(視点を切り替えます。)
ゴブリン村長「勿論でございますとも。漂う風格までは隠せておりませぬ。」
「我々を試されていたのですね。そのオーラに怯える者も多かったもので助かります。」
ゴブリン村長「あ、ありがとうございます・・・。あっ、それで、お願いと言いますのは。」
ゴブリン村長「餓狼族は全部で100匹程度。」
ゴブリン村長「戦えるのはメスも合わせて60匹ぐらい・・・。」
ゴブリン村長「いえ、餓狼族の情報はその戦士が命がけで入手したものなのです・・・。」
ゴブリン村長「戦士は私の息子で、これの兄でした・・・。」
ゴブリン「・・・・・・。」
ゴブリン村長「は、はい・・・。」
ゴブリン村長「・・・・・・。」
ゴブリン「・・・・・・。」
ゴブリン村長「我々の忠誠を捧げます・・・!」
「我々に守護をお与え下さい・・・!そうすれば、リムル様に忠誠を誓いましょう・・・!」
ゴブリン「誓いましょう!」
ゴブリン「うわー!餓狼族だー!!」
ゴブリン「ヤバいよ!ヤバいよ!」
ゴブリン「おしまいだー!」
ゴブリン「俺達、食われちゃうんだー!」
ゴブリン「逃げようよ!」
ゴブリン「何処へ?」
ゴブリン村長「お前達、落ち着きなさい・・・。」
ゴブリン村長「で、では・・・。」
ゴブリン村長「ありがとうございます・・・!
我々はリムル様の忠実なる下部でございます。」















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。