第2話

短編集その1 オリキャラは無し
21
2024/06/12 07:24
捏造あり、妄想あり、深夜テンション!!これ注意な
_____まさか、こんな事になる等思ってもなかった。
今日は自分の誕生日だと言うのにずっと往診が入りっぱなしだ。忙しくてそんな事、思い出せる暇も無い。よりにもよって何で今日だけこんなにも忙しいのだ…
まあどうせ、誕生日なんてどうでも良いがな。
…そもそも、誕生日にいい思い出なんて物は無いしな。思い出したくも無いほどだ。
「…よし、今日はもう終わりだな。一応、診療所に戻っておくか」
少し重い足取りで診療所にまた戻る。家に直帰でも良いが、後々面倒なことになりそうな気がする、直帰はしないでおこう。
___何故だ、本当に何故だ。出かける前、キィは用事があると言っていた、それと特にウェザ子が来る予定は無かった筈、それなのに…何でこんなにも騒がしい、おかしいだろう、ここは入口だぞ
まあ、そのまま入るがな
「…わっ!?」
キィが、驚いた様子でこっちを見てくる。驚きたいのはこっちだ。何でキィも、ユーシェンも、ウェザ子も勢揃いして慌ただしく動いているんだ、何があったんだ。
「えー先生、もっと遅く帰って来るって言ったのに!?」
「思ったより早く終わった。それより、何だこれは、何があった」
「いや、だって…」
「アンタ、今日誕生日だろ」
…そうだった、いや、覚えていたが…まさか、こんな盛大に祝われる…なんて
「まあいいか、大体の準備は終わってたし‥」
「「「誕生日、おめでとう」」」
…何だろう、この気持ちは。
久々に、祝われただけなのに、それだけなのに…何だか、目頭が熱くなっているような…
「ん、え、何で泣いてるんだよ!?」
「うっ、う、るさい…!泣いてなど…っ…‼」
何だこれ、無性に嬉しくて、この瞬間が、ずっと続いてほしくて…ああ、そうか。やはりこれが___幸せか
「あーもう先生、泣かないでください!!」
「こんな感動してくれるなんて、ボクにも想定外だったね」
「まあ、とりあえず涙拭けよ。一応、そういうプレゼント?的なのも買ってきたからさ」
プレゼント‥?いつの間にか?
「まあ、大したものじゃないけどさ‥アイスケーキ、最近発売されたやつ、買ってきたんだよな」
「…何で、そんな、良いのか…?」
「おいおい、何言ってんだよ。俺だって普段お世話になっているとこはあるし、な?だから、さっさと食おうぜ!」
「____ああ、そうだな」

____仲間って、こんなにも暖かい存在だったのか
過去に何があったか(捏造)をもう一こやるかー
みじかくてごめーんね(((((

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