高校こそは彼氏作るぞ！そのためにはサッカーばっかりやってちゃダメなのかなぁ､､､
やっぱり勉強しなきゃ？笑


私、阿部結はサッカーの虜になり、小中と狂うようにサッカーばかりやっていた。




おかげで膝は傷だらけだし肌は焼けてるし、いっつもジャージだし､､､女の子要素０じゃん､､､笑




まともな恋愛してみたいなぁ､､､














〜入学式〜







「まま！高橋優希って人同じクラスだ！」







なぜ私が彼の名前を知っているかと言うと、




中学の友人が彼と友達だったからだ。彼の話は聞いていたから早く友達になれるといいなぁとのんきに思っていた。










『え、今高橋優希って言いました？』








「あ､､､すみません。うるさかったですね笑」







『いや、僕高橋優希と言います。』









「え､､､え！！！」







『あはは笑 僕も友達から阿部のこと聞いてますよ
ー』






『サッカーバカって笑』







みんながこっちを見ている。視線が痛くてすぐにでも逃げ出したい。




「そーなんですよー笑､､､ってえ！！！？？」




あー終わった、高校もサッカーバカでみんなに認知されて彼氏できないコースだ､､､



   




「コソコソ､､､お願いします！私彼氏作るためにバスケバカ隠して女子っぽく行こうとしてたんです！！皆には内緒にしてください！」







『えー？どーしよっかなぁ笑』






「ほんとにお願い！！何でもします！！｣







『わかった笑』

  






「ほんっとにありがとうございます！！」







『なんでもね？』







｢はい！なんでも！！｣







『(ふーん笑どーしよっかなぁ笑) おっけー。』







『まぁ一旦これからよろしく。』







「よろしく！」






この時の私は、彼に恋するとは1ミリも思っていなかった。