第24話

Тwenty-third story
674
2024/02/06 12:00 更新
白石恵
ぁ、、、冴島さん
どうしたの?、これ
白石が目にしたのは
騒がしい廊下だった
パニックになる人達に、、、
忙しそうに走り回る医師や看護師
冴島はるか
あっ、白石先生
これは、、、食中毒が発生して
白石恵
食中毒?
冴島はるか
はい、、、
横峯あかり
わぁ、、、どうしよ
横峯の前には嘔吐し意識を失う人が、、、

それを見て自然と白石の足が動いた
白石恵
嘔吐、、、横峯先生
制吐剤と点滴取ってきて
横峯あかり
白石先生っ!
わ、わかりました
白石は直ぐに処置を始めた
横峯あかり
はぁ、ありがとうございました
それより、
身体大丈夫なんですかぁ?
白石恵
大丈夫、、、心配かけてごめんね
横峯あかり
いえいえいえっ、!
白石は大声で叫ぶ人を見て
なにがあったのかと駆け寄った
白石恵
大丈夫ですか?!
患者)宏は〜宏はどこだぁー!!
白石恵
大丈夫ですか
分かりますか??
患者)ひろしぃ、、、
白石恵
大丈夫ですよ、、、
少し落ち着きましょうね
患者)スー、、、ハァ
白石恵
落ち着きましたか?
患者)コクン、、、すみません
白石恵
いえいえ、、、
それでどうされたんですか?
患者)、、、宏知りませんか、?
白石恵
宏、さん?
武田)コクン、、、お願いします!
僕宏の、、、恋人の武田淳です
白石恵
武田さん、、、
一緒に探しましょうか
武田)ありがと、、、ございます
白石は武田を支えながら 
一緒に宏、、、を探した
ーー
緋山美帆子
っ、、、
緋山は悔しがっていた

目の前には男性が横たわっている
その身体はだんだん熱を失っていった
なぜ緋山がこんなに
悔しがってるのかと言うと、、、

患者)はぁ、、、おれ、、、こいひど、いんだよ
そいつ、、、と、、、これからも、、、すごすんだ
だか、、、ら、、、たす、、、け、、、て、、、くれ、、、
緋山美帆子
、、、川上さん?、川上さんっ!!
患者)ピーピー ピーピー
緋山美帆子
川上さんっ川上さんっ!!
川上の心肺は停止した、、、
緋山にも恋人がいる

もし、、知らない所で危ない目にあったら
あたし達は出会えるのだろうか

せめてこの人の恋人を探そう、、、
武田)宏?、、、宏っ!!
緋山美帆子
貴方はもしかして
武田)宏!!宏っ
せんせ、、、助けてくれせんせ!!
先生と呼ばれ引っ張られてる人を見ると
それは、、、白石だった
白石恵
、、、武田さん、、、
この方はもう、、、
武田)なんでだよっ、、、なんでだよぉ、、、
宏〜宏、、、
武田は宏の前で泣いてしまった、、、
彼にとってはたった一人の大切な恋人

そんな彼は死んでしまった、、、
その痛みは誰にも分からない

それは緋山にも白石にも、、、
ーー


数時間後、、、
緋山美帆子
おつかれ
白石恵
お疲れ様、、、
武田さんは目の光を失い、、、
帰っていった

私、、、良かったのかな
彼と探して、、、人の死に目に会うことは
とても辛いことだ、、、

緋山さんの方を見ると
暗く思い詰めたような顔をしていた、、、

やはりさっきの事で
思い詰めているのだろうか、、、
白石恵
緋山先生、、、
緋山美帆子
、、、白石
白石恵
仮眠室行こっか、、、
緋山美帆子
コクン
仮眠室に行き
2人してベットに座り込んだ
緋山美帆子
、、、あたし、、、助けられなかった
白石恵
、、、
緋山美帆子
2人をまた笑顔で会わすことが
出来なかった、、、
白石恵
緋山、さん
緋山美帆子
グスン
白石恵
頑張った、、、
緋山先生は頑張った、、、
精一杯、やった
緋山美帆子
グスン、、、ん、、、グスン
白石は暖かく緋山を抱きしめた
そして、、、緋山は寝てしまった
白石恵
よく頑張ったね、、、
白石はベットにそっと緋山を寝かし
仮眠室を出た

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