白石が目にしたのは
騒がしい廊下だった
パニックになる人達に、、、
忙しそうに走り回る医師や看護師
横峯の前には嘔吐し意識を失う人が、、、
それを見て自然と白石の足が動いた
白石は直ぐに処置を始めた
白石は大声で叫ぶ人を見て
なにがあったのかと駆け寄った
患者)宏は〜宏はどこだぁー!!
患者)ひろしぃ、、、
患者)スー、、、ハァ
患者)コクン、、、すみません
患者)、、、宏知りませんか、?
武田)コクン、、、お願いします!
僕宏の、、、恋人の武田淳です
武田)ありがと、、、ございます
白石は武田を支えながら
一緒に宏、、、を探した
ーー
緋山は悔しがっていた
目の前には男性が横たわっている
その身体はだんだん熱を失っていった
なぜ緋山がこんなに
悔しがってるのかと言うと、、、
患者)はぁ、、、おれ、、、こいひど、いんだよ
そいつ、、、と、、、これからも、、、すごすんだ
だか、、、ら、、、たす、、、け、、、て、、、くれ、、、
患者)ピーピー ピーピー
川上の心肺は停止した、、、
緋山にも恋人がいる
もし、、知らない所で危ない目にあったら
あたし達は出会えるのだろうか
せめてこの人の恋人を探そう、、、
武田)宏?、、、宏っ!!
武田)宏!!宏っ
せんせ、、、助けてくれせんせ!!
先生と呼ばれ引っ張られてる人を見ると
それは、、、白石だった
武田)なんでだよっ、、、なんでだよぉ、、、
宏〜宏、、、
武田は宏の前で泣いてしまった、、、
彼にとってはたった一人の大切な恋人
そんな彼は死んでしまった、、、
その痛みは誰にも分からない
それは緋山にも白石にも、、、
ーー
数時間後、、、
武田さんは目の光を失い、、、
帰っていった
私、、、良かったのかな
彼と探して、、、人の死に目に会うことは
とても辛いことだ、、、
緋山さんの方を見ると
暗く思い詰めたような顔をしていた、、、
やはりさっきの事で
思い詰めているのだろうか、、、
仮眠室に行き
2人してベットに座り込んだ
白石は暖かく緋山を抱きしめた
そして、、、緋山は寝てしまった
白石はベットにそっと緋山を寝かし
仮眠室を出た










編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。