第13話

12.
132
2026/03/05 15:37 更新
あなたside
︎︎
︎︎
…今日皆さんのお家にお邪魔してもいいってことですか?
sk.
そーそー!
sk.
俺らみんな今日放課後予定ないからさ!
お昼休み。この間とは違って目黒くんと二人きりではなく、私含め10人でのお昼タイム。
佐久間先輩の提案により、9人が一緒に住むお家へ招待された。
ru.
なんなら金曜だし泊まってもらってもいいんだけどなぁ。
︎︎
︎︎
そ、それはまだ無理です…!
mg.
ラウールは気が早すぎんだって
fk.
放課後俺らあなたちゃんのこと迎えに行ってもいーい?
︎︎
︎︎
え、全員でですか…??
nb.
ないない。ただでさえ俺ら9人でいると囲まれんだからさ。
kj.
あ!!じゃあ誰が迎えに行くかあなたちゃんに決めてもらったらええやん!
fk.
あなたちゃんそれでいい?
︎︎
︎︎
いいですけど…皆さんはそれでいいんですか?
dt.
あなたちゃんが決めるなら誰も文句言わないと思うよ。
iw.
舘さんの言う通り。むしろ決めてもらわないとこいつら一生騒ぐだろうし。
ab.
俺も賛成かな。
次々発言されて一個一個拾うのに一苦労。私聖徳太子じゃないからいっぺんに聞き取れないんですけど。
︎︎
︎︎
…えーっと。
なんかヤケに目黒くん見つめてくるな…。
「俺だよね?」って圧を感じる…。
︎︎
︎︎
決めれないです…。
mg.
だーめ。選んで?
︎︎
︎︎
うぐ……っ。
覗き込むように上目遣いで見つめてくる目黒くん。
そういう顔されると目黒くん選ばなきゃいけない気になってくる…。
sk.
蓮があなたちゃん口説き落とそうとしてるー!!
mg.
してないから
︎︎
︎︎
じゃ、じゃあ…。
︎︎
︎︎
目黒くんで…。
fk.
今絶対気ぃ遣ったでしょ
︎︎
︎︎
いやぁ、そんなことは…。
kj.
目ぇむっちゃ泳いでるやん
︎︎
︎︎
鋭い…。
mg.
ま、ってことで俺が放課後あなたちゃん迎えに行くから…さ?
nb.
なんか余裕そうでめっちゃムカつく
dt.
じゃあ俺らは先に帰ってて大丈夫?
mg.
うん。後から合流する感じで。
色々分かってない内に話が進んでるなぁ…。
私ほんとにお邪魔してもいいのかな。
後から女子たちに刺されたり…。
︎︎
︎︎
うっ…。
なんか頭痛いな…。気のせいかな。
















放課後
mg.
あなたちゃーん?
︎︎
︎︎
あ、目黒くん…。
mg.
遅いから心配して来ちゃった。
︎︎
︎︎
い、今行くね…。
目黒くん教室には行かないって、校門で待つって言ったじゃん…。私悪目立ちしてないかな…。
女子生徒
アイツまじで有り得ないんだけど
女子生徒
まだ蓮くんとつるんでたんだ?笑
︎︎
︎︎
っ。
心無い陰口はなるべく聞かないようにして、足早に目黒くんの方へ向かった。





mg.
あなたちゃんやっとタメ口慣れてきた?
︎︎
︎︎
んー…まぁまぁ?
︎︎
︎︎
でも完全にタメ口にするのはまだ難しいです…。
mg.
ふふ、また敬語だ
なんだかんだ言って、私にきっかけをくれた事もあって、9人の内目黒くんと話す機会が一番多い気がする。
クラスが同じ康二くんともよく話すけど、やっぱり目黒くんとの話す機会の方が多い。こまめに連絡くれたりお昼誘ってくれたりするのもだいたい目黒くんだし。
mg.
そのうちふっかさんとかも俺ともタメ口で!って言い出しそう
︎︎
︎︎
えぇ
先輩だし絶対無理だ…
mg.
まぁみんなそのくらいあなたちゃんと仲良くなりたいってことじゃん?
︎︎
︎︎
そうなのかな
…っぐ。
やばい。なんか頭に激痛が走って…。
mg.
ちゃん?あなたちゃん?
目黒くんが呼んでる気がするけど上手く聞き取れない…。
︎︎
︎︎
っは、ぁっ…う、
目黒くんの声が遠くに聞こえた直後、途端に体の力が抜けて、私の記憶はそこで途絶えた。







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