グールたちが好き勝手言いまくり、衣佐美の機嫌がやばそうである
そう、すべてはこの男が累に教えたからである。次郎が震源地なのである
どうしてこうもグールたちは意味不明な思考になってしまっているのか…
さすが次郎、すぐさま同意書を持ってきた。シゴデキである
グールたちは迷わず同意書にサインをする
お前らもうちょい書類の確認しようぜ?
ここに、一番そういうのに厳しそうな針条が声をあげる!
いい質問である
衣佐美、ついにいいところを持っていく次郎に諦めている…!
そうは言いつつもしっかりサインしている蓮である
グールたちは同時に頷く
非常に真剣な顔つきで、特待生への愛はひしひしと伝わってくるが、もう少しまともな考えはできなかったのか?
最終調整の終わりを告げるアラームが鳴り響き、次郎が薬を取ってくる
次郎が持ってきたのは中々毒々しい色をした液体だった
今更遅いのである
もはや良いところを取れられたところで声すら上げなくなった衣佐美…
衣佐美が持っていた怪異薬を奪い取り、叶空が一気に毒々しい液体が入ったフラスコにぶち込む
遠慮ってもんを知らんのか?
その瞬間、フラスコから煙がもくもくと出てきて、研究室全体に充満する
思わず全員が目を閉じ再び開けたその頃には──
キャラ変していた











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。