針条がまさかの書類をいちいち見ないという発言をした。普段の針条からは考えられない…
これは良い方向のキャラ変ではないような気がする…
こちら灰園翔平さんは煙が目に入って来てついに涙が出たもよう
そこにすかさず玲音がハンカチを差し出す。いつの間にか家庭的になっているらしい
そして聖人君子加賀見昴流はギャルに…累みたいである
とまぁ、先ほど述べたものはグールたちのキャラ変状態だが、もちろんこれだけではない
あるものは研究室の端っこで縮こまり怯え、あるものはこのキャラ変を全力で楽しみ、あるものは悪態をつく
ここに一般寮生が来たら卒倒もんである…
まぁ、幸い研究室のドアには立ち入り禁止の張り紙を貼っている
モルトクランケンの一般寮生は今ここでカオスが巻き起こっていることなどつゆ知らず、研究に勤しんでいるのである。心の安寧は保たれているのである!
そうしてキャラ変を巻き起こした彼らの足は自然と特待生のもとへ
こうしてプロローグへと戻ってしまうのであった
本当にみなさんどうしちゃったの…?
みなさんお久しぶりです、特待生のあなたです
グールの方々を振った翌日、なぜか魁斗くんやルカくん、叶空くん、衣佐美さんや次郎くんなどが揃って休んでいるのを不思議に思いつつも授業を終えたその少し後
なんとグールのみなさんが一直線に私の元へ駆け寄ってくるではないか
そしてプロローグのような会話が繰り広げられ、私の脳内は処理が全然追い付いていない
なぜかみなさんだんまりで、ちょっと怖い
あくまで爽やかな笑みを浮かべる星喰さん…
あまりにもギャルすぎる加賀美さん…
そして白馬の王子様のように爽やかな冠氷さん…
変わり果てすぎではないだろうか
もっとこう…みなさんを振った時は気まずくてしばらく話せないだろうな…とか思ってたのに
みなさん変わり果てているのだからどうなってるの?
この男たち、キャラ変に手を出しプライドは結構捨てたが、さすがに理由を語るのは抵抗がある
しかも好きな子に振り向いてもらいたいと言う理由を、その好きな子に話すのはさすがに嫌だ
さて、どうやって乗り切るのだろうか…













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。