私は今…よく見る〇〇しないと、〇〇飲まなきゃなどの出られない部屋に閉じ込められている…
しかも氷月も…
ずっとこの調子で怒ってるっぽい…
ちなみに部屋のお題は「媚薬全部飲まないと出られない部屋」
50本らしい
これほんとにがちで怒ってるな…
彼なりの心配なんだろうなと気づいている
でも彼1人に50本を飲ませるわけには流石にいかない…
……
甘いと噂では聞いていたがびっくりするほど甘かった…
この世の何より甘い気がする…
甘いのは構わないけど体に悪そう…
一方彼は
気になるとこはそこなんだね(
幸いにも少量なら効果はないようで10本飲んだ私に変化はない
彼は15本飲んだようだけど何もなさそう
彼は無言で飲み続けている
そんなこんなで彼も私も全部を飲み終わった
媚薬以外なかったし、別にすることもないだろうし
そりゃそうだよね30本もあれを飲んだんだから
カップ焼きそばってかやくの量少なくて好きなんだよね、大体キャベツしか入ってない
なんか苦しそう、大丈夫なのかな…
熱いからどうしても小さくなってしまうけど、ひとすすり
全部入り切るほどの量を口に入れる
そうすると焼きそばのソースの香りがふわっと鼻の方まで香って青のりの香りが後からくる
匂いだけでもちろん既に飯テロなのだが味が最高に美味しい…!!!
同じ様に2口目、3口目と続けていたら無くなってしまっていた
そういえば彼の様子はどうだろうと後ろのソファを見た
暑そうにしてて息も荒い
はぁ、と苦しそうに息をする彼
顔も赤い…
なぜか触るのも許してくれない
ただただ苦しそうに暑そうに息をする氷月
ぱっと思い返してみたら
媚薬の効果、ということは性欲が…ということのはず
今目の前にいる私を襲わないようにきっと頑張って理性を保とうとしてくれている…のだと思う
そう言うと少し余裕がなさそうな顔でこっちを見てくる
いいけど、と言おうとした瞬間立っていたはずの私は氷月がいたはずのソファに押し倒されていた
目がいつもの氷月じゃない、目の前の人をぐちゃぐちゃにしたい、理性には逆らえない、そんな目
そんな氷月を見て少し怖くなる
でもそんな怖さが吹き飛ぶくらい、激しく舌を絡ませてくる
酸欠になりそうなほどしつこく絡む舌は少し甘くて媚薬ってこんなにすごいのか、と認識させられる
キスで蕩けきった私は自分の声とは思えないほど甘ったるい声を出していた
キスですっかり発情しきった私は自分から挑発してしまった
けれど彼の方が一枚上手のようで
ここ?こっち?と胸、腰、耳などいろんなところをやらしい手つきで触ってくる
どうしても触ってほしいものだから正直に「下の方触って、ください、っ///」と言えば
にやっとした顔でそう言う
下着の上から撫でるような手つきで触られる
小さい突起に手が触れるたび快感が広がる
なんて言って額にキスをされる
下着を脱がされて全部見えるようになってしまった
その恥ずかしさで顔を手で覆っていると
両腕の手首を片手で掴まれ上まで持っていかれた
可愛いって言われて喜んでいたら唐突な快感に体が反応した
どうやら下に指が入ったようで少しずつ奥まで指が進んでいる
少し物足りないような、でも気持ちいいような少しのもどかしさで腰が動く
答えて、と言われたら答えるしかない
その答えに彼は
物足りないと思っていたから「ない」とは言えなかった
意地悪な笑みでそう呟く彼は色気を纏わせていてこっちがくらくらするほどの甘い香りがする
いざとなり彼のものを見ると思った以上にでかく腰が引ける
返事をしてから少し経ってからそこに熱を感じた
と思ったらどんどん容赦なくその熱は入ってくる
出したくもない声が自然に漏れ出る
ソファに押し倒されていた私はいつの間にか氷月と対面で座っている
語尾が強いと思ったら体の奥から強い快感を感じる
一気に奥まで突かれたようで彼のものが全部入っていた
耳元で囁かれたそんな甘ったるい言葉で腰が動いてしまう
物欲しそうに腰が動いているからか
Sっ気のある言葉がいくつも投げかけられる
動きはせずただ私の反応を楽しんでくる彼はSっ気とかじゃなくただのSだ
ようやく動き出したかと思えば座っているものだから奥にこつこつと当たる
そんな快感から逃げたくて腰を浮かそうとすると
といってずんっ…と奥までいれられる
と言いながらもっともっと奥まで侵入しようとしてくる
余裕がなさそうな割に突くスピードはどんどん速くなっていく
彼のものが熱いのかはたまた自分の中が熱いのかわけもわからずただ快感に身を任せていると大きな快感の波がきた
イくときの波だったようで体が大きくビクンと跳ねた
事前につけていたゴムの中に白いそれをぶちまける
ゴム越しでも暖かさを感じて「お互いイッたのか」と再認識させられる
びっくりなんだけどこれ4000越えちゃった
マイペースに更新していきますね()
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。