第2話

出られない部屋 ❄️
4,306
2023/06/29 08:21
❄️
もう限界ですっ、抱かせてください…ッ
私は今…よく見る〇〇しないと、〇〇飲まなきゃなどの出られない部屋に閉じ込められている…
しかも氷月も…
あなた
あ、あの、氷月…?
❄️
…なんですか。
あなた
いや、うんと、なんでもない…
ずっとこの調子で怒ってるっぽい…
ちなみに部屋のお題は「媚薬全部飲まないと出られない部屋」
50本らしい
あなた
あー…うん、私が飲むし、氷月そのまま座ってていいよ…?
❄️
はぁ??
❄️
馬鹿ですか、そんなの飲んだらあなたどうなるかわかんないんですよ?
❄️
そもそもの話ですけどね
❄️
なっっっんですかこの部屋!!
あなた
…!?
❄️
出られない部屋とか、脳が溶けた人がやるような馬鹿げたこと!
これほんとにがちで怒ってるな…
あなた
ま、まぁまぁ、私が飲めば解決だからっ、!
❄️
ですから!
❄️
こんなわけもわからないもの!あなたに飲ませられません!
あなた
えぇ…?でも飲まなきゃでれないでしょ…
あなた
どっちか片方とも書いてないし…2人で飲めば良くない?
❄️
だからっ!飲ませません!
彼なりの心配なんだろうなと気づいている
でも彼1人に50本を飲ませるわけには流石にいかない…
あなた
氷月に50本も飲ませられないよ
あなた
半分にして25本ずつ飲も?
❄️
はぁ…知りませんからね…
……
あなた
うわ、あま…!?
甘いと噂では聞いていたがびっくりするほど甘かった…
この世の何より甘い気がする…
あなた
うげー…甘いものは好きだけどこれは…
甘いのは構わないけど体に悪そう…
一方彼は
❄️
甘い…誰がこんな物発明したんでしょう…
気になるとこはそこなんだね(
あなた
はー、あっま…
❄️
無理はしないでくださいね、私が飲むので
あなた
えぇ、でも氷月にいっぱい飲ませるのは…
❄️
じゃああなたは20本にしてください、5本は私の方に
あなた
えぇ、でも〜…
❄️
いいんです、早くしてください
幸いにも少量なら効果はないようで10本飲んだ私に変化はない
彼は15本飲んだようだけど何もなさそう
あなた
あと10本…
あなた
くぅ、甘い…っ
彼は無言で飲み続けている
あなた
(たまにしかめっ面だけど)
そんなこんなで彼も私も全部を飲み終わった
あなた
うん…?
あなた
なんか変化ある…?
❄️
今のところ特には
あなた
だよね…?
あなた
もう飲んだし出れるんじゃない?
媚薬以外なかったし、別にすることもないだろうし
あなた
出よっか?
❄️
出ますか
あなた
んあ、開いてる
あなた
てかここ家じゃん…どういう原理…
あなた
まいっか、甘かったししょっぱいもの食べよ…
❄️
私は甘いものの飲み過ぎでちょっと気分が悪いのでソファで休みます…
あなた
え、大丈夫?水いる?
そりゃそうだよね30本もあれを飲んだんだから
❄️
いえ、お気遣いなく…
あなた
んー、焼きそばかな、カップでいいや
あなた
ふんふふん♪
カップ焼きそばってかやくの量少なくて好きなんだよね、大体キャベツしか入ってない
あなた
シンプルイズベストだよね(?)
あなた
氷月〜?
❄️
ん、ん…
なんか苦しそう、大丈夫なのかな…
あなた
ねぇ氷月大丈夫?
❄️
平気です…
あなた
そう…?大丈夫じゃなかったら言ってね
あなた
わ、美味しそうにできた
あなた
いただきまーす!!!
熱いからどうしても小さくなってしまうけど、ひとすすり
全部入り切るほどの量を口に入れる
そうすると焼きそばのソースの香りがふわっと鼻の方まで香って青のりの香りが後からくる
匂いだけでもちろん既に飯テロなのだが味が最高に美味しい…!!!
あなた
うんまぁ…ッ♡
同じ様に2口目、3口目と続けていたら無くなってしまっていた
あなた
ありゃ、もう無くなってる…
あなた
でもまぁ甘いのは無くなったし!美味しかったぁ〜!
そういえば彼の様子はどうだろうと後ろのソファを見た
あなた
氷月?
❄️
は、い…?
暑そうにしてて息も荒い
あなた
え、ちょっ、大丈夫!?
❄️
大、丈夫です、気にしないでください…ッ
はぁ、と苦しそうに息をする彼
顔も赤い…
あなた
ちょっと、え?熱あるんじゃないの氷月、風邪?
あなた
冷たい物持ってくるね
❄️
はっ、はー、っ
❄️
いいです、大丈夫だと言っている、でしょう…
あなた
これのどこが大丈夫なのよ…
あなた
ちょっとおでこ触るよ?
❄️
触らないでください、平気ですからっ、!
なぜか触るのも許してくれない
ただただ苦しそうに暑そうに息をする氷月
ぱっと思い返してみたら
あなた
これ…媚薬の効果…?
あなた
私よりも10本多く飲んでた、よね、?
あなた
絶対それだぁぁぁ…
媚薬の効果、ということは性欲が…ということのはず
今目の前にいる私を襲わないようにきっと頑張って理性を保とうとしてくれている…のだと思う
❄️
もう離れて、くれませんかっ、近いんですけど、ッ
あなた
ねぇ、氷月
あなた
別に我慢しなくてもいいんだよ?
そう言うと少し余裕がなさそうな顔でこっちを見てくる
あなた
媚薬のせいであって氷月は悪くないし、私も飲んだからちょっと消化したいし…
あなた
氷月がいいって言うなら全然いいんだけど!
あなた
私は別に、襲われても…
いいけど、と言おうとした瞬間立っていたはずの私は氷月がいたはずのソファに押し倒されていた
あなた
へ…?
❄️
あなたが言ったんでしょう、襲われてもいい、って、ッ
❄️
せっかく我慢していたのにッ、
❄️
もう限界ですっ、抱かせてください…ッ
目がいつもの氷月じゃない、目の前の人をぐちゃぐちゃにしたい、理性には逆らえない、そんな目
そんな氷月を見て少し怖くなる
でもそんな怖さが吹き飛ぶくらい、激しく舌を絡ませてくる
あなた
ぁ、ん…////
酸欠になりそうなほどしつこく絡む舌は少し甘くて媚薬ってこんなにすごいのか、と認識させられる
あなた
ひょ、がぁ、///
キスで蕩けきった私は自分の声とは思えないほど甘ったるい声を出していた
❄️
ふふ、その顔とても好きです
キスですっかり発情しきった私は自分から挑発してしまった
あなた
氷月ぁ、触って…?♡
けれど彼の方が一枚上手のようで
❄️
どこを触って欲しいんですか?
❄️
ここですか?それともここ…どこか教えてもらわないとわかりません
ここ?こっち?と胸、腰、耳などいろんなところをやらしい手つきで触ってくる
あなた
ッ、意地悪、っ…///
❄️
ふふ、私はそういう人間です
どうしても触ってほしいものだから正直に「下の方触って、ください、っ///」と言えば
❄️
よく言えました
にやっとした顔でそう言う
下着の上から撫でるような手つきで触られる
小さい突起に手が触れるたび快感が広がる
あなた
ひょーがぁ…っ、////
❄️
なんですか
あなた
っすきぃッ、♡
❄️
ッ、!
❄️
私も好きですよ
なんて言って額にキスをされる
下着を脱がされて全部見えるようになってしまった
その恥ずかしさで顔を手で覆っていると
❄️
こら、顔を見せなさい
両腕の手首を片手で掴まれ上まで持っていかれた
あなた
う〜っ、////
❄️
大丈夫ですよ、どんな顔も可愛いです
可愛いって言われて喜んでいたら唐突な快感に体が反応した
どうやら下に指が入ったようで少しずつ奥まで指が進んでいる
あなた
ふぁっ、!?///
あなた
あっ、あ、ぁぅ、!///♡
少し物足りないような、でも気持ちいいような少しのもどかしさで腰が動く
❄️
腰揺らして、そんなに気持ちいですか?
あなた
ん、あぁっ、♡
あなた
ぅあんっ…♡
❄️
ほら、質問に答えなさい、気持ちいですか?
あなた
気持ちっ、気持ちぃ…///♡♡
答えて、と言われたら答えるしかない
その答えに彼は
❄️
まだ少し物足りない、そんな顔ですね?
あなた
そんなことっ、!!///
物足りないと思っていたから「ない」とは言えなかった
❄️
やはり物足りないんですね
意地悪な笑みでそう呟く彼は色気を纏わせていてこっちがくらくらするほどの甘い香りがする
❄️
ほら、膝を曲げて
❄️
いれますよ
いざとなり彼のものを見ると思った以上にでかく腰が引ける
❄️
こら、腰が逃げてますよ
あなた
いやっ、だってそんなでかいの入らなっ、♡♡
❄️
いれてみなきゃわからないでしょう
❄️
大丈夫です、力を抜いて、私に任せてください
あなた
うん、///
返事をしてから少し経ってからそこに熱を感じた
と思ったらどんどん容赦なくその熱は入ってくる
あなた
ん"ん"ぅっ♡♡
あなた
あ"っ、あぅッ♡♡
出したくもない声が自然に漏れ出る
❄️
ッ、締めつけすぎではないですかッ、
あなた
ひょ、がっ♡♡
❄️
この体制でハグですか…それならお互い座ってのほうがいいのでは…ッ
❄️
少し動きますよっ、
ソファに押し倒されていた私はいつの間にか氷月と対面で座っている
❄️
ほら、腰落としてください
あなた
無理っ、はいらなっ、♡
❄️
まったく、ちゃんとしてくださ、いっ!!
語尾が強いと思ったら体の奥から強い快感を感じる
あなた
あ"ぁああッ♡♡♡
一気に奥まで突かれたようで彼のものが全部入っていた
❄️
これだけ乱暴にしても嫌がるどころか締め付ける…
❄️
こういうのがお好きなんですね
耳元で囁かれたそんな甘ったるい言葉で腰が動いてしまう
物欲しそうに腰が動いているからか
❄️
またそんな風に淫らなこと…
❄️
どんだけ変態なんですかあなたは
❄️
しかも言葉攻めまでお好きなようで。
Sっ気のある言葉がいくつも投げかけられる
❄️
変態ですね
あなた
ひっ♡♡
❄️
私のこと好きなんでしょう?
あなた
んぅっ♡
❄️
ほら、こうやって言うたび中が締まります
動きはせずただ私の反応を楽しんでくる彼はSっ気とかじゃなくただのSだ
❄️
君は可愛いですね本当に、汗も涙も似合います
ようやく動き出したかと思えば座っているものだから奥にこつこつと当たる
そんな快感から逃げたくて腰を浮かそうとすると
❄️
こら、腰を浮かさない
❄️
ちゃんと座りなさい
といってずんっ…と奥までいれられる
あなた
ん"んっ!?♡♡
あなた
あぅ"っ♡♡
あなた
ん、ぅっ///♡
❄️
声我慢しなくたっていいでしょう、聞かせなさい
と言いながらもっともっと奥まで侵入しようとしてくる
あなた
ん"ッ!?///♡♡
あなた
あっ、は、♡
あなた
ひょおがぁっ///♡
❄️
くっ、締めすぎだと言っているでしょ、うっ…
あなた
っぁ……♡♡ふ、あ///♡♡
余裕がなさそうな割に突くスピードはどんどん速くなっていく
彼のものが熱いのかはたまた自分の中が熱いのかわけもわからずただ快感に身を任せていると大きな快感の波がきた
あなた
ふあぁぁッ"!?///♡♡♡
イくときの波だったようで体が大きくビクンと跳ねた
あなた
ふ、ゃ、♡♡
❄️
急に締め付けすぎですっ、
❄️
でる、ッ、
事前につけていたゴムの中に白いそれをぶちまける
ゴム越しでも暖かさを感じて「お互いイッたのか」と再認識させられる
あなた
っ、すっきりしたぁっ?///♡
❄️
えぇ、おそらく、っ
あなた
氷月かっこよかったねっ、♡
❄️
またそうやって…もう一度襲いますよ…
あなた
ごめんッ///♡
❄️
その艶っぽい声もやめてくれませんか…
あなた
ちがっ、これは無意識ぃッ!///
❄️
はぁ、もう、お風呂入りましょ、
あなた
ごめん立てない…
❄️
まったく、世話の焼けるお姫さんですね…
❄️
でもそんなところも大好きですよ
あなた
んふ、私も大好き
びっくりなんだけどこれ4000越えちゃった
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