第64話

願いの子 
48
2024/04/14 10:06
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
エフィリアだと?
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
うん?知ってるの
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
嗚呼それがな
アノカトはアリトたちと合流するまでにあったことをはなした
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
へえ~叶え屋ね。
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
それで驚きなのが女神だという。
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
それもそうかもね。もしエフィリアって子が他の神と性行為しても死なないのなら珍しい存在になる。だが、それがバレれば最悪なことになるかもな
ルア
ルア
どうゆうことですか?
2人の娘は疑問に思っていた
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
通常女神は最初に性行為を行った相手としかヤッテはダメって言うことは教わったな?
全員
はい!
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
そんな中複数人相手にしても消えない女神がいたら?周りの男の神は欲しくなると思うよ。どんな手を使っても、
ミア
ミア
お父さん、そのエフィリアって女神様はなんでそんなことしてるのかな?
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
分からん。
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
ただわかっているとこであれば出身はここではないのと、元は人だったってことくらいかな
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
は?人?
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
そうだ、これに載ってる
アリトは資料をアノカトに渡す
パラパラとめくりエフィリアの名前を見つけ
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
エフィリア 19歳

能力 不明 その数2つ

特性 不明

概要
ある奴隷商人に連れられてきた元人間。経緯を聞くと地球という星で住んでいたが親も含めた周りから虐待、性犯罪、差別などのことを受け自殺しかけたところを商人が発見し連れてきた。『9歳』
それから商人の伝手で現在の両親のもとに預けられ暮らしている。
12の時に神に進化を果たす。
ある日体質で複数の遺伝子を受け取っても消失しない特異性を見せた。
その特異性と体質から候補最下位として任命する。
候補である間は所有権、もしくは恋仲になる事を禁ず。
読み上げ終えると
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
なあ、これって
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
多分アノカトの考えてる通りかな、試練を終えれば禁止事項は消える。つまり神権も消え奴隷になり下がると思うぞ。それで引き取った神には莫大な金でも積んで黙らせる。
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
ざけんなよ。こんなの!
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
落ち着け
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
落ち着いてられるか!
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
何もキレてるのはお前だけじゃない俺もだ
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
だったら!
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
だからこそ少し考えがある。
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
なんだ?
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
エフィリアを候補一位に押し上げる、もしくはお前がエフィリアを口説き落とす
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
は?
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
はああああああああああ!?
叫び声が広がる
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
うるさいな~
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
んなこと言って!ふざけてんのか!?
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
ふざけてないよ。どちらとも
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
だとしてもだ!なんで俺が
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
僕の所でって思ったけど僕は今回の裁定者であり調停者でもあり選定者。一個人に肩入れはできない。だから君だ。君は関係ない、だからエフィリアに関わろうが関係ない
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
じゃあもしエフィリアを候補1位にした場合はどうすんだよ
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
その時は僕と君で庇護下という名目で引き込めばいい。最悪ソフィア姉さんやアリシア姉さんに頼んで
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
それで行こうぜ、恋仲はキツイ
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
と言っても結局はエフィリア次第だ。あの子が前向きに思ってくれなければ意味がない。紛いなりにも相手は9人格上の相手だ。ちゃんと実力はある
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
分かった。とりあえず俺は向こうから連絡があり次第会いに行ってみる
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
それで頼む。試練開始は1週間後だ
それから二日経った。その間は修行に4人は没頭していた、そこに連絡が来て『体調がお戻りになられたのでお昼頃においでください』と
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
それじゃあ行ってくる。
アリト・エウレカ(メルトリア)
アリト・エウレカ(メルトリア)
ああ、とりあえず二日前の話は何もなしに話してこい。
ルア
ルア
アノカトさんいってらっしゃい
ミア
ミア
いってらっしゃい
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
いってきます!
ルアにミアは最初こそ警戒していたが父の友人で時期帝王神ということもありまたアノカト自身コミュニケーションを根気よく続けた結果警戒を解くくらいになった
アノカトは初日に訪れた場所に行き話をして中に通された
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
中は普通に豪華なんだよな。
部屋に入ったアノカトは周りを見ていた。豪華なソファーにベットそれにテレビなどもあり部屋も広い
コンコンガチャ
エフィリア
エフィリア
お待たせしてしまい申し訳ありません
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
綺麗だ
エフィリア
エフィリア
!?////
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
あ!いや、すいません
エフィリア
エフィリア
い、いえお気になさらず
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
『何言ってんだ俺!?あいつがあんなこと言うから』
エフィリア
エフィリア
『あう、何時も言われても何も感じないし嬉しくもないのにこの人に言われたらポカポカします』
少しの空白が出来切り出したのはエフィリアだった
エフィリア
エフィリア
それで今日は何を願いに?
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
俺は願いは今のところない。今日は君を知りたくてここに来た
エフィリア
エフィリア
私ですか?それは何故
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
自分は闇世界の時期帝王神アノカト・エフティフィア。これだけ言えばわかるかな?
エフィリア
エフィリア
そういうことですか。
驚きはするが納得する
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
この世界、異世界の帝王神になるべき人物を見定めるために来た。
エフィリア
エフィリア
それは分かりました。ですがなぜ私のような力もなく、ただ任命されただけの元人間にそこまで興味を持つのですか?
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
別に深い理由はないよ。ただ永い時をどれくらい共にするのかわからないのに気が合わないそんな理由で争いを起こしたくない。それが俺ら2人の意見だ
エフィリア
エフィリア
そうですか。では1ついいでしょうか?
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
答えられる範囲であれば
エフィリア
エフィリア
アナタともう1人の帝王神様は汚れ、命令に従順で在り、自分より他人を優先する。そんな私を受け入れてくれますか?
アノカトは言葉が詰まった、最初こそもちろん!というつもりだった。だが彼女が見せる言葉の裏には強固で外れることのない強い縛りが彼女に希望を持たせないようにしていた。
アノカト・エフティフィア
アノカト・エフティフィア
俺は!「エフィリア」
返答をしようとしたら後ろにはフードを被った男とアリト以上の大きさの巨体を持つ男がいた

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