第20話

逆鱗
318
2024/06/07 08:33 更新
真人はあの後すぐに墓多の気配を察知し、抵抗を辞めた。
そして墓多が最大の怒りを引き出せるように自ら自分に傷をつけた。尚も余裕そうに目を細めて笑っている羂索を見上げ、口角を上げた。

真人
「さようなら」
真人は自身に無為転変をかけ、羂索が術式を使ったかのような状況を作り出した。そしてさようなら、と言った次の瞬間には扉が粉微塵になっていた。その後ろには怒りに塗れた墓多が居た。

墓多
「消えろ!」
怒りと哀しみで目元を濡らし、顔はぐちゃぐちゃになっていた。式札を2枚もっているあたり本気なのだろう。そして震えた声でそう叫ぶ。

許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない

羂索
「!」
墓多の気迫と狂気さに悪寒が走った。
何だこの化け物は。1000年間の中でトップクラスに生命の危機を感じる。

墓多
「死ね」
そう一言漏らした後に羂索は頭を潰された。が、完全には仕留められなかった。無数のツルが墓多達を封じたからである。
墓多は眉をひそめ不愉快だ、と言わんばかりの表情をする

墓多
「メルゼナ、暴れなさい」

-----------続く---------
ブチ切れたお兄様
・ぶちのめす

策士な真人
・計画通りッ………!

脳みそメロンパン
・アッ

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