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第1話

Prolog
137
2023/12/25 03:00

どこからともなく春の息吹が漂ってくるこの季節。



今日は新しい出会い ────新学期の日。

















なのに、なんで私たちはコンビニの雑誌を朝早くから眺めているのか。



増田 祐
増田 祐
え〜、うそ、あなた “KAITOくん“ 知らないの?
あなた
…だれ、それ。てか、それ見る目的でこんな早くからきたの?
増田 祐
増田 祐
そんな訳では無いけど…
増田 祐
増田 祐
KAITOくんはここ出身のアイドルなんだよ!
あなた
そなんだ…


雑誌の表紙に大きく描かれたアイドルを見て興奮する親友、祐。

それにそっけない返事をする私。


でも知らないからどうしようもないじゃない?
増田 祐
増田 祐
…て、いけね、遅刻する
あなた
…まだ全然時間あるけど
増田 祐
増田 祐
あなたマジで何も知らないんだね
あなた

すると祐は、さっきの雑誌をパラパラめくると、あるページを私に見せつけた。

それは、「アイドルKAITO、一時休止を宣言。地元の公立高校入学予定」という記事だった。

あなた
…え
増田 祐
増田 祐
だからこの公立高校がうちの学校じゃないかっていう噂なの!!
あなた
…えぇ!?
増田 祐
増田 祐
それを拝むためだよ!うちの制服着たKAITOくんと同じ空間で同じ空気を吸えるんだよ!!もしかしたらサインも貰えるかもしれないし、友達になってお近づき…なんてこともありえるんだよ!!!

出た、オタク早口。

増田 祐
増田 祐
こうしちゃいられないわ!
行くよあなた!
あなた
はいはい…


このKAITOが私のこれからの学校生活を波乱万丈にさせる人物になるとは、今の私には知る由もない。
主
スクロールお疲れ様です!
主
この話は自己満でちまちま書いてたんですけどネタないしスランプ気味やしってことで世に出させて貰いました~☆
主
あと夢主設定の名前の最初の2文字×2についてですけど、遥か彼方だったらはるはるで、こはねちゃんだったらこはこはみたいなものです!
主
設定の文字数足らなかったんです((>_< ;)
主
ご愛読頂けると幸いです!これを気に同担様が欲しいなぁ…なんて
主
あと良いクリスマスを .ᐟ
主
それでは☆
増田 祐
増田 祐
おつはる!

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