第16話

過去の夢
6
2026/03/01 13:27 更新
花白 真由美
花白 真由美
なんでそんな驚くの?
ずっと一緒に歩いてたじゃん
あれ…なんだか…お母さんが大きい、、
お父さん
お父さん
真由美ー
花白美夢
花白美夢
お父……さん?
お父さん
お父さん
美夢ー、今日も可愛いなぁ
違うの…お父さんは、、僕が小6の頃に……もう、、
お父さんは僕を抱きかかえた
花白美夢
花白美夢
わっ
花白 真由美
花白 真由美
お父さんに会えて良かったわね
そうだったお父さんは単身赴任であまり会えないんだよ
きっとこれは…過去の記憶。なんとなくこの時を覚えている
今は小さい頃の私になりきろう
花白美夢
花白美夢
うんっ
お父さん
お父さん
今日は?どこに行きたい
花白美夢
花白美夢
んー…
確か…
花白美夢
花白美夢
海がいい!
花白 真由美
花白 真由美
いいわねー
お父さん
お父さん
だなっ!
行き先は海に決定
この頃のお母さんは普通の母親だった
準備を終えて車に乗り、出発
花白美夢
花白美夢
わぁい!海楽しみ
お父さん
お父さん
真由美、いつもありがとな
花白 真由美
花白 真由美
全然よ
両親のいちゃつきをみながら恋の顔を思い浮かべていた
そんなこんなで何事もなく海に到着
普通に遊んだ。砂遊び、海水浴
お母さんのサンドイッチを堪能する
気づけば夕方
ここが夢の中だと忘れそうなくらい楽しかった

車に乗り込み、家に帰っている最中
そろそろだ…あの事件が起きたのは
ぶーぶーぶー
お父さんのスマホに着信があった
花白 真由美
花白 真由美
電話なってるわよ
お父さんのスマホを手に取って渡そうとした瞬間、車内は修羅場になる
ほのか
スマホの画面にはその人からの通話、LINEの通知
が映し出されていた
花白 真由美
花白 真由美
ねぇ、この人…
お父さん
お父さん
仕事仲間だよ
花白 真由美
花白 真由美
嘘よね?
このLINE…
空気が悪くなる
お父さん
お父さん
誤解だよ、ほら見てこれ
ほのかって男友達だし
そう言って写真を見せていた
そこにはたしかに男の人が写っていた
花白 真由美
花白 真由美
ほんとね、早とちりしたわ
花白 真由美
花白 真由美
ごめんなさい
お父さん
お父さん
俺こそ勘違いさせて申し訳ない
平和に解決…したはずだったんだ
動画が再生されてしまった
その…写真の男の人との動画。
その男の人の声は…女の人そのものだった
花白 真由美
花白 真由美
ねぇ
お父さん
お父さん
ちっ、ちがっ
花白 真由美
花白 真由美
これは…言い逃れできないわよ
花白 真由美
花白 真由美
なんで…嘘ついたの
女の人を男の人だなんて
お父さん
お父さん
そ、それは…
この修羅場から逃げたいよ…
僕は寝たふりをしながら話を聞いていた
それからも会話は続いて、お母さんは嘘をついたことを言及。お父さんは言い訳を続けていた
家に着くと僕は部屋にこもってろと命令された
両親はリビングへと向かった
花白美夢
花白美夢
……だめ…だよね、何があったか知らなきゃ
これは夢。ほんとのことかは分からない。
でも……
僕はリビングの扉に耳を当て話を聞いた
花白 真由美
花白 真由美
で、どこまでの関係なの?
もう嘘はいらないわよ
きっと笑顔で怒っている声だ
お父さん
お父さん
…何度かホテルに行った…
花白 真由美
花白 真由美
で?
お父さん
お父さん
最後まで何度もして、、
ほのかは妊娠している
花白 真由美
花白 真由美
はぁ…最低
流石に同感だった
お父さん
お父さん
仕方ないじゃないか!
二人を生活させるために単身赴任して、なのに君は連絡をくれなくて
開き直ったお父さんは最低。クズの極みだった
花白 真由美
花白 真由美
もういい!!!話さないで、その人と関係切って
お父さん
お父さん
すまない、君との関係を切りたい
ピリついた空気が流れる
花白 真由美
花白 真由美
じゃあ…もういいわよ
お父さん
お父さん
な、、なにを…する気だ
お母さんの怖い声、お父さんの怯える声
お父さん
お父さん
うぐっ…
花白 真由美
花白 真由美
死ね、死ね、死ね!!!!
お前が悪いんだよ
あー…だからかお父さんが死んだのは
事故死……じゃ…ない…
花白 真由美
花白 真由美
あは…やっちゃった、、
処理しなきゃ
何かを引きずる音とともにこっちに来る。
きっとお父さんの死体を事故死に見せかけるため外に出すのだろう
あれ…動かない…、身体が…
お母さんがやってくる
ドアノブに手がかかる
ガチャッ
音を立てて扉開く
花白美夢
花白美夢
ぁっ……
花白 真由美
花白 真由美
そうだ…これは……現実であったこと。
なにも……わからないことはない。忘れてただけで…
この目が合った瞬間を思い出した

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