第14話

甘さと現実
4
2026/01/19 03:09 更新
(美夢視点)
あくまでも仮付き合い。
本物のカップルではないの
花白美夢
花白美夢
やだ……このまま、本当に付き合いたいの
花白美夢
花白美夢
仮。だから、いつか終わるのも分かるけど、、
そんなことを言ってると涙が出そうだった
そんな僕をみて恋は優しく微笑むとこう言った
篠崎恋
篠崎恋
先輩、私は本気です。本気で好きです
篠崎恋
篠崎恋
だから…言わせてください
ちょっと意地悪で素直なことを言ってくれない恋が真剣な表情で伝えようとしてくれている
僕も抱きつくのをやめて恋を顔をしっかりと見ることにした
花白美夢
花白美夢
うん
恋は大きく息を吐いて気持ちを落ち着けてから言った
篠崎恋
篠崎恋
好きです。
改めて、正式に私と付き合ってください
少し震えるその声は本気だと思える何よりの証拠
僕は本気で嬉しくて、飛び跳ねたかったくらい。
でもそうしないのは恋の緊張が伝わるから
花白美夢
花白美夢
はい、こんな僕でよければ
これからもよろしくお願いします
ついつい敬語になっちゃった
篠崎恋
篠崎恋
あぁー……!!
良かったです
篠崎恋
篠崎恋
びっくりするくらい緊張したんですよ?
そんなの…
花白美夢
花白美夢
すごい伝わってたよ
恋視点
その後の私たちは楽しいお泊り会をしていた
部屋でたくさんおしゃべりしたり、少しだけ勉強したり
お母さんの気合いの入った料理を堪能したりと、とても楽しかった
そして、午後10時
篠崎恋
篠崎恋
先輩っ、これしませんか、?
私は家にあった花火を持ってきて先輩に見せた
花白美夢
花白美夢
いいねっ!やろやろ!!
私の夢だったお泊り会&花火は大好きな先輩と叶えることができてしまった
外に出て花火をした
花白美夢
花白美夢
みてみて!
花火を持って無邪気に笑う先輩はとても素敵だった
私も自然と笑顔になる
いつぶりかな、こんなに素直になれたのは
今は花火を楽しもう
篠崎恋
篠崎恋
先輩!
花白美夢
花白美夢
ん、?
篠崎恋
篠崎恋
だいすきです
花火の光でハートを描いて先輩に見せた
先輩は少し照れて
花白美夢
花白美夢
僕も大好き
幸せな時間はあっという間に過ぎていった
最後は線香花火
花白美夢
花白美夢
勝負しよ!
篠崎恋
篠崎恋
のぞむところです
線香花火の先、同時に火がつく
バチバチと音をたてて燃えている
儚く美しい。
少しすると丸くなりゆっくり、ゆっくり燃えていった
花白美夢
花白美夢
ねぇ、恋?
篠崎恋
篠崎恋
どうかしました?
花白美夢
花白美夢
ありがとう
篠崎恋
篠崎恋
きゅ、急にどうしたんですか?
線香花火は少し揺れた。
火はなんとか落ちなかったみたい
花白美夢
花白美夢
こうやって一緒にいられてよかったなって
花白美夢
花白美夢
あんな無理矢理な告白だったのに、僕のそばにいてくれた
篠崎恋
篠崎恋
確かに、なんでオッケーしたんでしょうね
篠崎恋
篠崎恋
あの時の私は面白半分。期待半分ってところでした
好きが怖かった私が断らなかったのは本当に期待があったから。人生変えてくれるのかも、そう思っていたから
花白美夢
花白美夢
…良かった
花白美夢
花白美夢
ありがとう、付き合ってくれて
篠崎恋
篠崎恋
こちらこそありがとうございます
パタッ
話が終わったところで私の線香花火は落ちた
篠崎恋
篠崎恋
ありゃ
花白美夢
花白美夢
僕の勝ちだね
そういった瞬間先輩のも落ちた
花白美夢
花白美夢
落ちたね
篠崎恋
篠崎恋
ですね
そして、2人で顔を見合わせて笑った
花白美夢
花白美夢
ふふふ
篠崎恋
篠崎恋
あはは
二人で後片付けをして部屋に戻った
篠崎恋
篠崎恋
先輩っ//
花白美夢
花白美夢
すきだよ
部屋に戻った私達は
交わりあって、愛を確かめ合った。
この瞬間は全てが溶けるようで、全てどうでもよかった
篠崎恋
篠崎恋
ふぅ…ふぅ……
花白美夢
花白美夢
ふふ
そんな甘いアフターを過ごしていた
時刻は午前1時を回った頃だった
プルルル、プルルルル














先輩の電話が鳴りそこには「お母さん」と表記されていた
花白美夢
花白美夢
おかあ…さん、、

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