第46話

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2025/10/21 13:05 更新
みんな
乱歩さん、誕生日おめでとう!!
 ぱんっと軽やかに、クラッカーの音が部屋中響く。
 扉を開けて入って来た乱歩さんは、「やっぱりね」って顔をしてた。事件解決で社長と共に社外に出ているうちに準備していたけれど、我が社の名探偵には全てお見通しだったみたいだ。
江戸川乱歩
ありがとう、皆。
で、お菓子あるー?
 ぶれないなぁ、乱歩さん……。
与謝野晶子
勿論だよ。
それぞれが持ち寄った菓子類の詰め合わせと……ケーキもあるよ
 因みにケーキ(で合ってるか判らないけれど)は私と与謝野先生の手作り、タルトタタンとモンブラン。治くんも手伝ってくれた。旬の果物を贅沢に使ったので絶対美味しい。良くつまみ食いを堪えた、私。
江戸川乱歩
わー、やったー!!
 目をきらきら輝かせて早速食べ始めてる。めっちゃ美味しそうに食べてくれてる……!!
織田作之助
いつから気付いていたんだ?
江戸川乱歩
ん? ああ……
 口いっぱいに頬張ったケーキを飲み込んで、推理を得意気に話し出す乱歩さん。
江戸川乱歩
気付くも何も、君達一週間前くらいからずーっとそわそわしてたじゃないか。
飾りとか買い込んでたし、判り易いにも程があるよ
太宰治
乱歩さんの『超推理』は本当に凄いねぇ……
江戸川乱歩
ふっふーん、褒めたって何もあげないからね!
でもそうだなぁ……気分が良いからこのポケットティッシュをあげよう!!
あなた
絶対駅前で配ってたやつじゃないっすか……。
治くんを不用品処分に使わないで貰えます?
 超推理を持ってない私でも判る。絶対使わないからってあげる相手探してたよ、この人。
あなた
まあ、何はともあれ……今年もまた、全員揃ってこの日を迎えられて、本当に良かった
水無月
原作がお辛いから私の小説でくらいは幸せにし続けます。
今年の誕生日を生きて迎えられなかった人が、どれだけ居ることか……
水無月
遅くなってごめんね、急遽更新した!!
十数分クオリティ許して(_ _;)
水無月
んじゃ、おつみな〜!!

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