実はココ最近、つけられてる頻度がましてきている気がする。
明日から夏休みということであまりら外に出ることは
ないんだけど、やっぱ、気持ち悪いよね。
ってか!!
龍友に会えてない…
昨日も会えなかったし…
そんな時は電話。
prrrrrrrrrr
なかなか出ないなぁ、
言うことさえダメなの?
恋人になれないからこそ言いたくなる。
その気分だけでも味わいたい。
納得してくれるだけでも嬉しい。
また始まる。
龍友の
" 聞いてや "
それは、私にとって辛い時間。
龍友にとって嬉しい時間。
それは、
龍友と離れたくないから。
泉さんも、好きなんだよ、
はぁ、本気で叶わない恋じゃん。
何気なくぼそっと呟いた言葉。
あ、
龍友なのに…
いっつも知らないふりする。
それは本心?
なんて伝えたって無駄なのに。
意味ないのにね。
いつの間にや初めての龍友に私が相談した。
聞いてくれるだけで随分と楽だ。
やっぱ、無理だ。
嫌な恋しちゃったなぁ、
不意に見えた外。
家の玄関に誰かがいる。
じっとこっちを見つめて、笑った。
温かい心から一瞬で冷めた。
怖い…
お母さん、もう寝ちゃってるし、やばい。
私の部屋だけ電気ついてる。
絶対狙われてる。
ぷーっ、ぷーっ、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!