⟵l r n さん
今夜空いてます?
私はネッ友のローレン という 人に LINEを送る
私は ローレンさん と オープンチャット という 場所で 知り合った
会話をしていくととても素敵な人で 、 ゲームも上手だった
んー 、 それ 言い方 危ないかもやね 。空いてるよ 。 ゲームするん?
なんてメッセージが来る
『ろーれんさんはどんな顔してるんだろう…』
なんてひとりでぶつぶつしゃべる
ゲームしたいです!! って 送ると ローレンさんがdiscordに入ってきた
l r n『おいす~ 対よろ 対よろ 、 今日なにする~ ?』
『んぁ~ 、 今日は … これとか?』
l r n『 まじか まじか 。 俺それめっちゃ得意だわ 、 』
なんて会話する
ローレンさんと居ると時間を忘れてしまう
ゲーム中 、 ぽつり … と呟いた
『ろーれんさんは … どんな顔してるんだろう…』
それはローレンさんに聞こえていて
l r n『俺?俺の顔 、 えぐいから 。えぐいほどキモイから 見ない方が いいよ 絶対 。』
『はぇっ、!? すいません 、こんなこと 、w』
聞こえるとは思っていなくて、変な声が出てしまった
l r n『可愛い声やね 。 いいんよいいんよ。 俺もあなたさんの顔 見て見たいとは思ったことあるから 。』
可愛い声やね 。 そんな言葉に胸がドキドキした
『あっ!!死んじゃった~… !』
l r n 『死んだマ? じゃあ次行くか~ 』
もしローレンさんと付き合えたら 。 なんて心の中で思ってしまう
l r n『てかさ 、 あなたさん13やろ?親とか大丈夫なん? 』
『なんて言うんでしょうか 、 内緒で入ってるんですよね 、 』
l r n『それマ!? バレたらえぐくない!?』
『バレたらきっと 、 家追い出されて 、 ここに二度と来れませんね、w』
内緒でやってるから 、 きっとバレたら怒られる。 怒鳴られる。
分かってる 。 けど 、 だけど 、 ろーれんさんを忘れられない
l r n『なーな 、 あなたさんはさ 、 俺に会いたい?』
『うん 。 会いたいですよ 、 めっちゃ 会いたいです 。 』
l r n『俺さ 、 1つ夢があんだよね 。 あなたさんに会って 、 抱きしめてあげること』
『!! 、 でも 、 ろーれんさんは ここにはこれないじゃないですか、 北海道住みなんですよ、?私、』
l r n『会えないよなぁ〜 、 そうだ 、 住所教えてや 。 ハガキ送りたいんよね 』
『あー 、 住所はね 〜 !』
本当は不安でもあったの 。
ろーれんさんは 体目当てで 話してくれてたり 、 誘拐 や 監禁 するために 話してるんじゃないか 、 ろーれんさんは本当は写真は拾い画で デブのおっさんなんかじゃないかとか
l r n『おっけおっけ 。 あんがと 〜 !』
親にバレないように、 お話をする
l r n『ごめん 。 俺さ 、 1週間 ゲーム出来ないんよね 。 仕事 で 遠い場所行くんよ』
『あーっ、 そうなんですね 、 ! 』
なんだ、ちょっと悲しい、
『あーっ、 ろーれんさんの声聞きたい… ぁぁぁ!!』
なんて発狂する 。
親は仕事でいない
元々一人っ子だし、家には1人
ぴーんぽーんっ
『ん、はーい!!』
あれ、なんか頼んだっけ
『どちら様… あぇ 、 ?』
扉を開けると そこには 赤髪で エメラルドみたいな目をした 煙草を吸ってる 人 。
僕の大好きな人
l r n『お迎えに来てみた 。 あなたよな ?』
『ぁ、えと 、 ろれ さっ、…』
l r n『そーそ、 あなたの大好きなろーれん だよ 。 おはよ 。 』
『なんでっ、 』
l r n『可愛いっ 、 w 仕事で北海道来たんよね 、 俺 警察官的なやつ な ?』
『えっ、 うそっ、 』
会えないと思っていた相手がいるのはとても嬉しい 。
l r n『 ん 、 あなた 。 会いたかった 。 ( ぎゅっ』
l r n『なぁ、 俺の家 来てよ 。 親なんて捨ててさ 。』
『 ろーれんさんっ、 うぅっ、 (泣』
ローレンさんは知ってる 。 僕が 虐待を受けてたこと
『ついていく っ 、 行かせてっ 、 ろーれんさん 、!!』
l r n『おけーい 。 裸足でいいよ。 服も 真っ白のワンピースのまま で ええよ 。』
『うん、!!』
これを望んでた
親なんてどうでもいい
もう、全部どうでもいいの
l r n『ぁ'' ? あなた… ?』
『おはよう 、 ろーれん 。 ご飯できてるよ?』
l r n『ん''〜 … まだあなたと寝るわ'' …』
『えっ、!? うわぁっ、 !』
l r n『可愛い… ちっちゃいわ、… もうちょっとだけこのままな … ( ぎゅっ』
『んもぅ、 ちょっとだけだよ 、? ろーれんは 甘えん坊さん やねぇ … 』
この幸せを大事にしたい
でも
この幸せが壊れるまで 、 あと数時間
『… ごふっ、 … ぉえ'' っ …( びちゃびちゃっ 』
l r n 『あなた… 、 なんだよ、 その血ッ… 』
ずっとこのままでイタカッタ
不穏いぇい???
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。