第9話

♚ 𝐍𝐨. 𝟗 ♚
2,435
2025/03/18 08:31 更新












お堅い学校と言っても、入学式はどこも同じようなもの。






偉い人のありがたいお言葉を頂戴して、無事に終了した。






そして昼前。






わたしたちは一通りの敷地内の説明を受けた後、解散になった。






7、8割の生徒は寮に帰るみたい。






カラオケに行くっていう猛者もいたけど、わたしは軽井沢さんたちとカフェに行くことにした。









神無月 あなたの下の名前
学校の敷地内にカフェがあるなんて嬉しい!
軽井沢 恵
ね〜!マジ入学出来てよかったわ〜
寿 伶依奈
ね、明日、服とか見に行かない?
鳳 瑛玲奈
いいね〜、行こ行こ!
神無月 あなたの下の名前
楽しみ〜♪













そんなことを話しながら、入学初日を終わらそうとしていた。











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軽井沢さんたちと、カフェで1時間近く談笑した後、わたしは寮の自室に戻っていた。






軽く模様替え機械のセッティングを終え、数十分ほどパソコン等をいじる。






無事に可動するの確かめると、ふぅ、と軽くため息をつく。





そして、ゆっくり自分の部屋を見渡して、再び、目の前の様々なパソコン等の機械に、視線を戻す。











神無月 あなたの下の名前
んん〜、思ったよりかさばったなぁ












そう小さく呟き、ぐっ、と伸びをする。






かさばったっていうのは、言わずもがな、目の前のパソコンたちのこと。






一応、必要最低限にしたんだけどね。











神無月 あなたの下の名前
この部屋、皆に見せられないなぁ













クスッ、と小さく笑う。






あっ、言っておくけど、別に部屋に物がたくさん散らかってるから、っていう意味じゃないからね?






白と淡い紫色を基調とした部屋にしたんだけど、あまりにパソコンたちの主張が激しいの。






出来るだけ人は連れてこないようにしよっと。





ちなみに、わたしがさっき、何してたのかは内緒だよ。






多分、その内説明するから、待っててね。











神無月 あなたの下の名前
さ、て、と〜、そろそろ行こっかな













ん?どこって…決まってるでしょ?






───キヨ君の部屋。

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