第3話

第一話 依頼人はお団子むすびの女の子!
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2022/11/14 10:42 更新
時は明治時代。
町外れにある小さな森の中に、ちょこんと立っているのが言葉屋。言葉屋とは、文字通り言葉を売る商売なのだが、不思議なことに店長「琴葉(ことは)」はお金を取らない。そんな言葉屋の物語である、、、。

「すみませ~ん」戸口の外で声が聞こえた。琴葉は大きな声「はーい」と返事をする。久しぶりのお客に気合が入っているのだ。「いらっしゃいま」で言葉が切れた。なぜかというと、「この店を売ってくれないか」と客(おばあさん)がいうからである。一瞬硬直したがすぐに大きな声で「かえれっ!」と客を追い出す。

こんどこそっ!「すみませーん」きたっ!客はお団子の女の子だった。その子の依頼は「招待状が届き、返事をうまく書きたいがどうすればよいか」という内容だった。

2m離れたところで「そこから動かないで!」と言い放つ。陰陽師の力で床に紋章が浮き出て、式神が言葉が書いてある札を持ってくる。「ありがとう」と琴葉が言うと式神は光り輝き、破れてしまう。そんなこんなで集まった言葉を使って文を作った。その女の子はその手紙をみるなり「とてもいい手紙です!ありがとうございます!」とパアッと顔を明るくして言ってくれた。琴葉は、「良かったですそれでは、、、」といい、術を放った。「さよなら」その女の子の視界が真っ白になった。気がつくとワイワイと賑わう大通りにぼーっと立っていた。今までの記憶がふっとんで何もわからない。が手紙は大事に腕の中にあった。その手紙をみるなり笑みがこぼれた。

琴葉はその様子をみて、「言葉屋はいつもあなたのそばにあります」と小声で言った。




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