第4話

高専へ
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2022/10/01 02:07
あなた
それは特級墮鬼怨霊 "堕怨彼岸呪"の封印された血と愛用していた刀黒憎壊刀を僕には渡すこと
五条 悟
それを断ったら?
あなた
それはもちろん…殺すだろ?高専の人間も全て、元から高専にはいく予定だったんだ、拒否されたら殺す事も躊躇わず奪うつもりだったからな
五条 悟
そう…分かった、血は分からないけど刀は五条家の権力でどうにかしてあげるよ~!
あなた
なら行かないこともない…
刀が戻ってくるならと承諾した、血も必ず奪う拒否されたら殺してしまえば良い
五条 悟
てことではい!
五条悟は手を前に出した、僕が首を傾げると僕の手をとった



その一瞬、景色がガラリと代わり目の前には古びた校舎の様なものがあった
あなた
ここが高専か…
五条 悟
とりあえず学長のとこ行こっか~!
そう良い手を引く五条悟、すぐに手を離したかったが場所が分からない場所迷子になるとまずいのでしょうがなく手を離さなかった
夜蛾正道
悟…その子は誰だ?
夜蛾正道
誘拐してきたのか…
五条 悟
待って待って違うから~!
夜蛾正道
と言うのは冗談だ、その子混ざっているだろ?
五条 悟
だから連れてきた☆
あなた
五条悟、早く刀持ってこい、僕は来てやった次はお前が条件を叶える番だ
五条 悟
分かった分かった、ちょっと待っててね~!
そう言い五条悟は僕を置いて何処かへ言ってしまった、お陰で僕は知らない奴と二人きりだ…気まずいったらありゃしない…
沈黙を破ったのは目の前にいる学長とか言う奴だった
夜蛾正道
お前は何をしにここに来た?
あなた
………僕はただ五条悟に言われて来ただけだ、高専に入る気はない
夜蛾正道
お前と混ざったものが何かを知っているのか?
あなた
知ってるさ、力も使いこなせる教えられることはない
夜蛾正道
だがお前の中にいる奴が暴れたら何人もの人が死ぬ、そんな事が起きないように高専で学んで人を守るために正しく力を使ってくれ
あなた
……はぁ、僕は別に人間がどうなろうと知ったこっちゃ無いんだ、知らない人間が生きようが死のうが関係ない、どうでも言い
夜蛾正道
(悟は厄介な奴を拾ってきたな…)
そこから沈黙が続き一時間後…
五条 悟
遅くなってごめんね~!
あなた
遅い、もう少し早く来い
僕は持っていたスマホをしまい五条悟を睨み付けた
五条 悟
ごめん☆ほら、約束通り刀は持ってきたよ!
絶対に反省してないと思いながら五条悟に近付いた、五条悟は持っていた袋から刀を出し僕に手渡した
あなた
あぁ…これだ、やっと取り戻せた"俺"の刀…
俺は刀を抱き締めると鞘から抜き刀に触れた、五条悟に目も暮れずただ刀だけを見つめていた
五条 悟
……お前は誰だ?
警戒の色を放つ五条悟にやっと気付きそちらに目をやると顔が強張っていた
あなた
僕は僕さ…所で五条悟、血は持ってこれなかったんだな
五条 悟
うん、腐ったミカン共が中々首を縦に振らなくてさ~
脅してゲットした刀だけ持ってきたよ☆
あなた
そうか…なら五条悟、そいつ等の元へ連れていってくれるか?
五条 悟
……何をするの?
あなた
五条悟と同じことだ、脅すんだよ
五条 悟
ん~まぁ、いいよ!
そう言って五条悟は腐ったミカン共達の元へ案内してくれた

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