刀が戻ってくるならと承諾した、血も必ず奪う拒否されたら殺してしまえば良い
五条悟は手を前に出した、僕が首を傾げると僕の手をとった
その一瞬、景色がガラリと代わり目の前には古びた校舎の様なものがあった
そう良い手を引く五条悟、すぐに手を離したかったが場所が分からない場所迷子になるとまずいのでしょうがなく手を離さなかった
そう言い五条悟は僕を置いて何処かへ言ってしまった、お陰で僕は知らない奴と二人きりだ…気まずいったらありゃしない…
沈黙を破ったのは目の前にいる学長とか言う奴だった
そこから沈黙が続き一時間後…
僕は持っていたスマホをしまい五条悟を睨み付けた
絶対に反省してないと思いながら五条悟に近付いた、五条悟は持っていた袋から刀を出し僕に手渡した
俺は刀を抱き締めると鞘から抜き刀に触れた、五条悟に目も暮れずただ刀だけを見つめていた
警戒の色を放つ五条悟にやっと気付きそちらに目をやると顔が強張っていた
そう言って五条悟は腐ったミカン共達の元へ案内してくれた
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。