前回、互いに信用しあえた俺達の3人は、新たな家族となった。
だが、一つ問題が······。
俺は、小雪と戦っていた。香菜に比べたら、力は劣っているみたいだが、それでも、強すぎる。
と言っても年下に負けてる時点で、実力不足というのを分からせられる。だから、俺は自ら、特訓させてくれと頼んだからな。
地下?何、言ってんだ?
えっ······
まじか······もう、何でもありだな。
図書館
といって、きたのは、いいけど······。広すぎやろ。普通の公共の図書館の5倍以上は、あるぞ。こんなかから、どうやって探したら······。
とりあえず、探すか······。考えるより、行動した方が効率いいみたいだし······(←憎男の偏見です)
1時間後ーーーーーーー
終わる気しねぇー。確かに妖力、異能力などについて多く、書いてあるな。だが、多すぎるんだよ。
とりあえず、少し絞って探してみるか······。その時、足元に本が落ちていた。
そこには『幻想郷』とだけ、書かれていた。ふむふむ。俺は、見開きのページを読んだ。なるほど。こことは別の世界か······。後で香菜に聞いてみようかな。
俺が戻ると、香菜はニュースを見ていた。何をそんなに、驚いているんだ?
『各地で人がバラバラにされるという事件が起きています。異能戦闘部隊の人は「法王の聖域」の仕業として調査をしています。みなさん、くれぐれにご注意を。』
ってか、バラバラにする敵なんか、怖くて倒したくないんだが······。俺の触手は、硬い方だが、すぐにバラバラにされそうだな。
香菜がそこまでいう強さなのか。なら、大人しくしたがった方がいいな。
一方、外では······
その様子をシズクが見ていた。
俺は、さっきの本を見せた。
香菜は、思い出したような声で言った。香菜の師匠に教えてもらったようだ。幻想郷について、簡単に話をまとめると······
1.日本の山奥に存在するとされる、結界で隔離された土地のこと。
2.幻想郷には、人間、妖怪、吸血鬼、妖精、亡霊、神様などのたくさんの種族がいる。
3.たまに異変などが起きることがある。
4.『紫』というスキマ妖怪が、管理している。
5.修行場所には、最適。
だそうです。俺は、興味を抱いた。いつか、俺もここで修行したいなと。
つまり、俺と同じ······修行目当てってことか······。
幻想郷······つまり、異世界。ここから、幻想郷に行くのは、難しいはずだ。
そう簡単に、行ける方法なんて······見つかるわけが······
見つかりました。ってか、おかしくない?なんで、知ってるのさ······。何······元幻想郷出身とか?
ほんまに、幻想郷出身だったわ。そりゃあ、分かるはずだわ。
確かに今の俺達じゃむりかもしれない。だが、幻想郷に行かねぇことには、強くならねぇ。だから、こんなところで引き下がる俺じゃねぇ。
悪いな、おっさん。俺は、強くならねぇといかねぇんだ。だから、こんなところで引き下がるわけには、いかなぇんだよ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!