第28話

1,197
2025/02/01 12:00 更新
紗夏
紗夏
ん、…
目を覚ますと、見慣れた天井。
私の家だ。
あれ、紗夏何してたっけ、
確かインターホンが鳴って、そんで行って開けたら…
そうや、倒れちゃったんや。
あれ、そんじゃあなんで自分ベッドにおるんやろ…
そんなことを考えながら右手をあげようとすると、右手に重みを感じる。
なんやろ…
そう思って隣を見ると
(なまえ)
あなた
Zzzz…
そこには先日、別れたはずのあなたの下の名前の姿があった。
え、なんで…?
なんであなたの下の名前がここに…
まさかあなたの下の名前がここまで運んでくれた、?
やっぱ…あなたの下の名前は優しい、優しすぎる。
私はあなたの下の名前に酷いことをしたのに、あなたの下の名前はこうやって私が体調不良だったら看病をしてくれた。
また、好きが積もっていく
好きになったらあかんのに、
紗夏
紗夏
早く、諦めないとな、
(なまえ)
あなた
…何を諦めないといけないんですか
紗夏
紗夏
へあっ!?
(なまえ)
あなた
ふふっ笑。そんなに驚かなくても…笑笑
いつの間にかあなたの下の名前が起きてそう言った。
ほんまにびっくりした…。寿命縮んだ気がする、
(なまえ)
あなた
体調は…どうですか?
紗夏
紗夏
…結構良くなったよ、ありがとう
(なまえ)
あなた
いえ、私が勝手にしたことなので、
そこから少しの沈黙が流れる。
やっぱ気まずいよな、
これでも元恋人やったし、
2人きりとかめっちゃ気まずいやろ、
紗夏
紗夏
…なぁ、
勇気を振り絞って声をかけてみる
(なまえ)
あなた
はい、?
紗夏
紗夏
なんで…あなたの下の名前は紗夏の看病に来てくれたん、?紗夏は…あんな酷いことしたのに、
(なまえ)
あなた
…まぁ、そりゃあ傷つきましたよ、
紗夏先輩のことちゃんと好きだったから
紗夏
紗夏
(なまえ)
あなた
でも好きだからこそ、そんな簡単に諦め切れないんです。どんなに紗夏先輩を忘れようとしても、やっぱり頭の中にはいつも紗夏先輩がいて…
今日も、紗夏先輩が体調を崩したって聞いて心配だったんで…
こんなに真っ直ぐに思いを伝えてくれてんのに…紗夏はそんな思いから逃げ出そうとした、
ほんまに最低な人。
やのに、あなたの下の名前は…それでもずっと好きでいてくれている。
(なまえ)
あなた
それに、紗夏先輩が体調を崩した理由って…昨日、私を探してくれていたからですよね?
紗夏
紗夏
っ、なんでそれを…!
(なまえ)
あなた
もも先輩が教えてくれたんです。
だから余計に放っておけなくて…。
自分の身勝手な行動に紗夏先輩を巻き込んでしまって、本当にごめんなさい、
紗夏
紗夏
元はと言えば紗夏のせいやろ、?紗夏がちゃんと話し合わずにに行動しちゃったから…。だから謝らんといて、
(なまえ)
あなた
…紗夏先輩、
あなたの下の名前は、私の手を強く握り、真っ直ぐ目を見る。
(なまえ)
あなた
私たち、やり直せると思うんです、
紗夏
紗夏
…無理や、
(なまえ)
あなた
あの時、紗夏先輩は何か事情があってあんなことを言ったんですよね、?
(なまえ)
あなた
それに、本当は私の事好きなんじゃないんですか、?
紗夏
紗夏
…違うって言ったら?
(なまえ)
あなた
…じゃないと、辻褄が合わないんです、
もし、紗夏先輩が本当に私のことが好きじゃなくなったのなら、なんで、こんな熱を出すまで昨日私を探してくれてたんですか?
紗夏
紗夏
(なまえ)
あなた
紗夏先輩、もう一度、私と付き合ってくれませんか?
(なまえ)
あなた
今度は…中途半端な関係じゃなくて、ちゃんと好き同士で、
もう離さないとでも言っているような目で私にそう言う。
そんなこと言われたら、紗夏は…
紗夏
紗夏
…お願いします
そう言うしかないやん、笑








プリ小説オーディオドラマ