you side
何十分か喋って、私たちは別れた
そして、家に戻ると、携帯が震えた
誰だろうと思って見てみると、さな先輩からで
「どうしよー、もう会いたい、」
と、来ていた
まだ別れて5分も経ってないのに…
「私も会いたいです」
私もそう送った
プルルルルプルルルル
電話がかかってきた
その相手はさな先輩だった
私は電話に出ることにした
そんな会話をしていたら
ピンポーン
私の家のチャイムが鳴った
私はそう言って、ドアに向かった
いつにも増して元気の無いツウィ
チュッ
突然、引き寄せられてキスをされた
私は無理やりツウィを押しのけた
ツウィは下を向いたまま、話し出した
何も言えなかった
私はツウィがどんな子なのかわかってると思ってた
だけど、それは違った
彼女がこんなにも苦しんでるなんて…気づきもしなかった
…私は、さな先輩が好きだ。
それは変わらない事実。
だけど、ツウィが苦しむのも嫌だ、
本当はここでハッキリ断っておくべきだった。
こんな期待させるような返事するべきじゃなかった。
だけど、それよりも、ツウィの悲しむ姿を見たくなかった
ツウィが帰って、私は急いで自分の部屋に戻る。
あの会話、聞こえただろうか、
結構大きな声で話してたから
やっぱり聞かれてた
今その話はダメだ、
だってきっと、
そう言われると思ったから、
嘘でもそんなことをさな先輩に言って欲しくなかった、
私は、今も昔も、さな先輩しか見てなかったのに…
ねぇ、お願い、
嘘だと言って欲しい、
やめて、もうやめて、
プツッ
なんで、私はあの時何も言えなかったの、?
さな先輩しか居ないのに、
ねぇ、もう嫌だよ、
悪い夢なら覚めて欲しい、
そう思うほど、私はサナ先輩が、















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。