第114話

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2023/09/14 21:56


流星side



『ずーっとそばにいるよ?』



『私が流星くんのこと、守ってあげるからね〜!』




『大大大大だーいすきだよ♡』



『私のモノになって?』




流星「ッはぁ…、もう…っうるさい!」





折角のオフなのに、相変わらずその声は止むことを知らない。むしろ最初より悪化しているような気がしてどうすればいいか分からん。


せっかく休めると思ったのに。明日仕事やし…。マネさんに迎えに来てもらおうかな。車やったら安心だと思うし。マネさんには申し訳ないけど、お願いしよう。





『マネさん、明日の仕事迎えに来て貰ってもいいですか?』


そう送ると、直ぐに返信が来た。


『ええで。なんかあった?』

『いや、ただ最近寝れてないので、車の中だったら寝れるかなあって。』

『そういうことな。わかった。9時に下で待ってるな。』

『ありがとうございます。』


と、二つ返事で了承してくれた。こういう時マネさんはあまり詮索してこないから、ありがたい。


明日のお仕事はバラエティの収録。座ってリアクションを取ったり少しお話したりするくらいだから体調的には多分大丈夫なんやけど、不安なのが色々なスタッフさんや共演者さんから見られるってこと。
もしかしたらスタッフさんの中に紛れ込んでるかもしれんし、常に気を張ってなあかん。でも、俺ならやれる。実際、ずっと耐えてきたし。大丈夫。




布団を被るその手に妙な力が入っていることには、気づかない振りをした。





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うわ、めちゃめちゃ期間空いてしまった…。すみません。皆様今年の夏はいかがお過ごしでしょうか。主は夏休みに入ったとは言えども補習があって全くもって夏休み気分では無いです。夏は熱中症やら夏バテやら体調を崩しやすいので、皆さん気をつけてくださいね。ご自愛ください。


そしてここからが本題です。タイトルにある必読のところですね。

今回の更新も期間が空いてしまったんですが、今年の夏はものすごく更新スピードが遅くなります。というかワンチャン更新できないかもしれません。というのも、詳細はあまり明確に言えないんですが、簡潔に言うなら家庭の事情です。複雑な家庭でして。補習や部活などの学校のことに加えて家庭のことも今年の夏すごい動いているので、正直小説どころじゃないのが現状です。なので、事が落ち着くまでは更新が難しいかな…というのが今の気持ちです。

まーじーで読者様を待たせてしかない気がする。本当に。申し訳ない…。今年の夏終わったらハイスピードで更新します!!

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