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時透さんが眠りについた後,黙々と後処理をして,
起こさない様に接吻をして寝室を後にした。
姫華に伝えられ,すぐに縁側から立ち上がった,。
少しでも負傷者を減らす為に,重い脚を頑張って走らせた,
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💗 side
任務が終わり,霞柱邸で1人,月を眺めていた,。
私は姉さんの事が大好きだ,。
場所は違うが,2人で有名な花魁として肩を並べていた,。
ある日突然,姉さんは鬼に殺された,_____
今考えれば,“遊郭”は鬼にとって好都合でしかない、。
夜は昼間並みに明るくて人で賑わっている。
つまり,いつ鬼に攻撃をしかけられてもおかしくはない,
この悩みは姉さんだったらどう解決するのかな,
どんな言葉を私に掛けてくれるのかな,
姉さんは,明るくて芯の強い,完璧な女性だった,。
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🌫️ side
目が覚めると,さっきまで居たあなたの下の名前の姿が無かった,。
あなたの下の名前の鎹烏は縁側で銀子と話してるから
すぐそこには居るはずなんだけど,
屋根の上に登ってみると,そこにはあなたの下の名前の姿があった,。
あなたの下の名前はたまに,何処か辛そうな表情が
隠し切れてない時がある,。
それに,辛そうな日は必ずと言っても良い程,
屋敷の上で月を眺める,
口から漏れ出た言葉は,いつもと違って弱々しく,
顔は下を向いていた,。
僕に気付かなかったのか,目を見開いて驚いていた,。
あなたの下の名前の綺麗な横顔は,月に照らされて,
キラキラと儚く光る涙が薄っすら見えた,____
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。