第5話

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2024/03/30 13:22
あなた
スゥー
鍾離
寝てるか?
タルタリヤ
寝てるね
あなた
うー……ん
あなた
(何か……男の人の声が聞こえる……。)
あなた
(……夢…ではなかったのか……)
タルタリヤ
お?
鍾離
起きたみたいだ
あなた
……おはよう……
タルタリヤ
おはよう
鍾離
おはよう……
タルタリヤ
昨日はすごく寝れたよ
床でこんなに心地よく寝れたのは初めてだよ
あなた
あ、……えっと……どうも
床で心地よく寝れるんだ……すごいな。
ん?
ってか、何でこの2人は私の部屋にいるの?
何……私のいびきとか聞こうと思ったの……!?
いや、そんなわけはないか
あなた
なぜ……私の部屋に……?
タルタリヤ
ん?なぜって……昨日ここで寝たからだよ?
あなた
え???
鍾離
嗚呼、どこで寝れば良いのか分からなくてな。あなたの名字殿の寝室で少し安眠を取らせてもらった
あなた
そうだったんだ……あ、そうだ
あなた
今日、私出かけるので家のお留守番を
頼みたいんだけど……いいかな?
タルタリヤ
いいよ。任せて
鍾離
どこに行くんだ?
あなた
ショッピングモールに……
鍾離
しょっぴんぐもーる……
タルタリヤ
なんだいそれは?
あ、そっか。異世界から来た住人だった……。
知らないで当たり前か。
あなた
えーっと、色々売ってあるところです!!
タルタリヤ
へぇ、便利なんだね
あなた
はい!
鍾離
何を買うんだ?
あなた
一応、タルタリヤさんと鍾離さんが外に出られるように変装グッズと服を買いに行こうと思って
タルタリヤ
え?わざわざ俺達のために買ってくれるの?
あなた
ほ、ほら…!
元の世界に戻るには外に出て
情報を見つけないといけないから、ね?!
鍾離
確かにな。外に出ない限り
分からないことだらけになる
あなた
だから、まずはそれを買いに行ってくる
それに割とタルタリヤさんと鍾離さんの顔
世間に出回ってるんですよ……
タルタリヤ
あー…それマズイね
あなた
うん
鍾離
また、あんな追いかけっこは御免だ
あなた
では、私は準備するのでとりあえず、部屋から出てくれない?
タルタリヤ
わかった
タルタリヤ
(そういえば……あのことは彼女にはバレてないよね?)
あなた
はあ……
早くあの人達を元の世界に返さないと…
きっと仲間とか家族とかいるだろうしね!!

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