夢side
謝罪…何故か急に『別れよう』と書いた紙を渡して逃げた元彼からだ。
しかも、見せつけるかのように新しい彼女の事を見せてくる。
…でも、
いふ『あなた、目…瞑って。』
私の前に来てその風景を見せないようにしたいふくんがそんなふうに言って、その場から移動させてくれる。
それだけじゃない。
私が色んな人から仕事を頼まれて処理しきれない時も助けてくれたし…、
あれから、いふくんは…同じクラスなのもあり…
私が困っているのを見つけると助けてくれる。
私…ここ最近いふくんの事しか考えてなく無い、?
気づいたらいふくんの事を考えてるし…、
いふside
あの日、あなたから前の彼氏別れたのを聞いた後…余計にあなたの様子を頻繁に確認してしまうんよな。
例えば…自分でやり切れない量の仕事を頼まれているのにさらに仕事を頼まれて…それを引き受けていたのを…手伝ったり、
ってかあなたの元彼からそいつの彼女の事を見せつけられているのを隠す時は…、
正味、かっこつけてる。
だって…、堕ちて欲しいやん!?
多少は抑えるか。
そう1人反省するも、結局翌日にはあなたの事を助けてしまういふくんでしたw
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。