第19話

…そして学校へ
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2026/02/18 07:03 更新
ルビー
ルビー
星野アクア
星野アクア
草摩紫呉
草摩紫呉
あれ、あーや帰んなかったの?
草摩綾女
草摩綾女
帰るに帰れまい。弟と会話らしい会話をしていないのだから!それに
ボンッ!
と爆発して、蛇から人の姿へ戻る。
草摩綾女
草摩綾女
異界からのお客人とも、言葉を交わしたいと思っていたのだ
星野ルビー
星野ルビー
白蛇なんだー何か縁起いいですね
星野アクア
星野アクア
……そういう次元じゃないだろ
ルビーとアクアが冷たい視線で綾女を見る。
草摩綾女
草摩綾女
HAHAHA!!驚かないのかい?
星野ルビー
星野ルビー
まぁその話し方はドン引きですけど
草摩綾女
草摩綾女
よく言われる!だがこの発声方法から語尾の付け方は、我々レオニダスの王族に伝わるものだ。起源は約8000年前まで遡り──
星野ルビー
星野ルビー
わぁーしかも虚言癖だぁー
草摩綾女
草摩綾女
〜──#&*%──うんたらかんたららんたら
星野アクア
星野アクア
………はとりさん、よくこの人達と親友やってるな
星野ルビー
星野ルビー
やだなぁアクア、あんな真面目な人がこんなヘラヘラした人を友達認定してるわけないじゃん〜
星野ルビー
星野ルビー
良くて腐れ縁でしょー
ルビーとアクアが綾女の分析わるぐちで盛り上がる。
草摩夾
草摩夾
(毒舌…)
だが、ルビーとアクアのツッコミが幸をなし、いつもならペラペラと話を止めない綾女がつまらなそうに話を止めた。
草摩由希
草摩由希
!?
草摩由希
草摩由希
ありがとう、星野さん達
すかさず由希が反応する。
星野ルビー
星野ルビー
ん?何が?
草摩由希
草摩由希
ただ言いたくなって。本当にありがとう
由希の目は光り輝いていた。
本田透
本田透
えっと、綾女さん…ルビーさん達ともお話できましたし、そろそろ帰られますか?
草摩綾女
草摩綾女
やぁ透くん!実は居たよドッキリに協力してくれてありがとう!
本田透
本田透
あ、いえ…それで、いつお帰りに…
草摩綾女
草摩綾女
なんだい……透君は、僕に早く帰って欲しいのかい?
綾女が悲しそうな顔をした為、透がブンブンと首を振った。
本田透
本田透
いえ、そうではなくてですね…!私達これから─
草摩由希
草摩由希
〝学校〟
透に顔を近づける綾女を、由希が睨みつけた。
草摩綾女
草摩綾女
ああ、なるほど…そう言えば月曜日…!しかも早朝!!なんて事だ!
草摩夾
草摩夾
呆れた…お前曜日感覚も無いのか
 
星野ルビー
星野ルビー
ええーー本田さん学校行っちゃうの…
星野ルビー
星野ルビー
やだやだやだ休んでー
星野ルビー
星野ルビー
もっとお喋りしよーよー
ルビーが本田さんに巻き付く。
本田透
本田透
ルビーさん…
困り顔の透を見たルビーが目を伏せた。
星野ルビー
星野ルビー
…だって、本田さんともっと一緒にいたいんだもん
本田透
本田透
…!!
ルビーの上目遣いをモロにくらった透が固まった。
草摩夾
草摩夾
…透?
本田透
本田透
分かりました!!では私は今日は
草摩由希
草摩由希
本田さん??
その言葉に続くであろう「休みます」という言葉を、由希がその声で防ぐ。
本田透
本田透
由希君、これは緊急事態なのです!ルビーさんの目が涙目に…
星野ルビー
星野ルビー
…ぐすん
星野アクア
星野アクア
(……ルビーの下手な演技に騙される人もいるのか…)
草摩由希
草摩由希
…小テスト、どうするの?
本田透
本田透
はっ…!!
本田透
本田透
ル、ルビーさん、ごめんなさい今日は…
草摩由希
草摩由希
ごめんね星野さん、なるべく早く帰ってくるから
草摩夾
草摩夾
時間やべぇぞ
三人は時計を見ると大急ぎで制服に着替え、あっという間に家を去っていった。
【数分後─】
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
星野ルビー
ねぇアクア
星野アクア
星野アクア
駄目だ
星野ルビー
星野ルビー
じゃあ私一人で
星野アクア
星野アクア
もっと駄目だ
星野ルビー
星野ルビー
ルビーは一つ間を置いて、息を大きく吸った。
星野ルビー
星野ルビー
やだやだやだやだやだやだ!!
星野ルビー
星野ルビー
せっかくの休暇!ホームステイつまんないーー!!
星野ルビー
星野ルビー
本田さんの通ってる学校行ってみたい!行きたい行きたい行きたい!!
星野アクア
星野アクア
はぁぁ……
星野ルビー
星野ルビー
ふんふん♪♪
ルビーとアクアは、昨日黒ずくめの少女と会った高校へ向かっている。
星野アクア
星野アクア
星野アクア
星野アクア
言っておくが、お前一人じゃ何しでかすか分からないから─
星野ルビー
星野ルビー
シスコンちょろ
星野アクア
星野アクア
【ツクヨミside】
ツクヨミ
ツクヨミ
(あの子と遭遇した時は、流石にもう手遅れかと思ったけど…見た所平気そうだ…)
ツクヨミ
ツクヨミ
(でも少し意外だったね…彼女の性格なら、多少は引きずりそうな程の出来事だったのに…)
ツクヨミ
ツクヨミ
まぁ、今は本来の彼女とはかけ離れているから、仕方ないか…
本田今日子
本田今日子
お!あの二人透達のところ向かってるっぽいよ!
星野アイ
星野アイ
アクアってば心配して付いてってる〜あはは!昔からルビーの面倒見てくれてたし、何か懐かしーなー
ツクヨミ
ツクヨミ
(……それにしても…うるさいなぁ)
ツクヨミがため息をつく横で、その視線の先にいる二人の母親が、再び現れた画面を凝視するのだった。

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