第583話

Ｎｏ．578 ※性描写あり

17,127

2021/07/23 02:54

轟焦凍

ぐ、う...っ

あなた

ぁ、あ...っ、は、ぁ、あ〜っ、ん、








ギリギリまで引き抜いて、一気に奥まで突いてくるのを繰り返す弟。





突かれる度に思ったよりも大きな声が出ているせいで、喉がからからだ。

轟焦凍

っ、大丈夫か...？








そんな私を見て、弟が少し心配そうな声色で聞いてくる。





けど、今の私に言葉で伝える余裕はない。





だから、黙って頷いた。

轟焦凍

なあ、あなた

あなた

...？

轟焦凍

俺も...そろそろやべぇんだが、イっていいか...？

あなた

ん...いいよ、








そう言うと、弟は柔らかく微笑む。





と思ったら、一気に動きを激しくしてきた。

あなた

あ"、っ...ん、ん〜ッ！！

轟焦凍

は、あなた...っ








重たいピストンを繰り返され、私は濁点まじりの声を上げ続ける。





途中、弟の背中を引っ掻いてしまったようで、弟は少し顔を歪めていた。





けど、構っていられなかった。

あなた

うあ、あ...っ、んん〜ッ、ん、っ

轟焦凍

く...っ、は








喉が痛い...。





たぶんこの行為が終わったあと、間違いなく声が枯れてる。





私は思わず、弟に向かって両手を伸ばした。

あなた

しょう、と...、キスして、早く...

轟焦凍

！煽んなよ、ばかあなた...








キスしてれば、あんまり声を出さなくて済むよね。





ふわふわとした脳内で考えながら、そう言って弟に抱きつく。





そうすれば、弟はそう言いながらも優しくキスをしてくれる。

あなた

ふ、っ...んぅ、ぁ

轟焦凍

んん...っ、ふ








お互いに舌を絡ませながら、深いキスを繰り返す。





その間も、弟が動きを止めることはない。

あなた

ね、ぇ...また、イきそう...っ

轟焦凍

俺も、イきそうだ...そろそろ、やべぇ








ほんとに、自分もかなり限界だ。





目の裏がチカチカする。





弟の息遣いが、少し荒くなる。





色んな水音と弟の息遣い、それから私の高い声、いろんなのが聴こえてきて、わけがわからなくなる。

轟焦凍

っあ、...やべ、イ...く、...っ！

あなた

んぁ、っ、や〜〜ッッ！！








弟がそう言って、さらに奥へと突くように腰を密着してきた。





それと同時に、なにかが中に出される感覚が襲ってくる。

轟焦凍

んぐ、っ...ぅ、っ、はっ、ん...っ

あなた

あぁ、っ！あ、ん〜ッ！！








全身をぴったりとくっ付けたまま、お互いにびくびくと身体を痙攣させる。





2人同時に達したところで、身体が限界を迎えたらしい。





私は全身の力が抜け、ぱたりとベッドの上に倒れ込んだ。





弟は私の中から自分の性器を抜くとゴムを外し、口を縛って捨てる。





それから、私の上に覆い被さるようにして倒れ込んできた。