なんか最近謙杜のことを見ても、
初めの頃のようなドキドキさが無くなった気がする
付き合ってすぐの頃は目が合うだけで顔が真っ赤になって困ってたのに
今では全然、むしろ何も感じなくなった
自分でもわかってる、最低だって
もう俺、謙杜のこと好きじゃないんかな
謙杜「なぁ、みっちー!」
駿佑「、なに?」
謙杜「ここ昨日オープンしたばっからしい!」
駿佑「へー」
多分謙杜は一緒に行こうって言って欲しいんだと思う
謙杜「…?」
謙杜「一緒行こうよ、!!」
行こうとは一言も言わない俺に待ちきれなくなって
自分から言った謙杜
駿佑「、ごめん」
今行っても多分楽しめないと思うし、
俺が謙杜になんとも思わなすぎて
謙杜を悲しませるかもしれない
謙杜「何か用事あんの、?」
駿佑「いや、そういうわけじゃないけど…」
謙杜「なにそれ、もういい」
怒らせちゃったのかな
どっちにしろ謙杜を悲しませてるやん、
もう俺謙杜の恋人失格なんかな
和也「みっちー、今日どうしたん」
駿佑「大橋くん…」
和也「なんか元気ないやん」
和也「謙杜と話しててもあんまり楽しそうじゃないし」
駿佑「俺、最低なんですよ」
和也「ん?」
俺の横に座って、優しい目でこっちを見てくれる
心が落ち込んでいる俺は大橋くんの優しさに泣きそうになる
駿佑「謙杜のこと、あんなに好きだったのに」
駿佑「突然何も感じなくなって、」
駿佑「謙杜に対してのドキドキとか、初めのような感じが無くなってしまって」
駿佑「俺自身もなんか落ち込んでて、」
和也「みっちー、それ倦怠期ちゃう?」
駿佑「、倦怠期?」
和也「倦怠期って、体がだるかったり疲れやすかったりすることを言うんやけど」
和也「多分みっちー最近忙しいから、他のこと考える余裕がなくなってるだけやと思うで」
駿佑「、、そうなんかな、」
和也「謙杜のこと、嫌いになったわけじゃない」
和也「大丈夫」
大橋くんの言葉はすごく心強くて
大橋くんの大丈夫だけで気持ちが軽くなったような気がする
駿佑「、ありがとうございます」
和也「うん!ほら元気だして!」
駿佑「はい、笑」
倦怠期のせいだと思うとこの前みたいに落ち込まなくなった
自分は疲れているだけ、少しすれば暗い気持ちも治る
そう考えるとしょうがないんだと思えて良かった
謙杜「あの、みっちー」
駿佑「謙杜、」
今なら謙杜と普通に話せる気がする、
駿佑「謙杜この前はごめn」
謙杜「別れよう」
駿佑「、、ぇ?」
謙杜からこの言葉がでてくるとは思ってもいなかった
謙杜だけは俺の事ずっと好きでいてくれると思っていた
謙杜「最近のみっちー俺のこと好きじゃなさそうだし、」
謙杜「俺もそんな態度とられると、悲しいし怖い」
謙杜「嫌いになったんなら言ってくれたら良かったのに、、」
違う、嫌いじゃない
冷たくしてしまったのは倦怠期のせいで、
嫌いになったわけでは、ない、よ
謙杜「ほら、何も言わないじゃん」
謙杜「じゃ、今までありがと」
謙杜は離れていってしまった
恋人ってこんな簡単に壊れるものなの、?
謙杜が恋人じゃなくなったことへの喪失感がすごかった
駿佑「っ、」
涙が静かに落ちた
謙杜と別れてから5日が経った
離れてから気づいた、俺には謙杜が必要だった
倦怠期を言い訳にして、あくまでも自分が悪くないように言い聞かせていた
初めは俺があんな態度をとり続けていたことからだったし、
謙杜が話を切り出したときに止めることだってできたはず
俺は本当に最低だ
もう謙杜は俺のこと少しも好きじゃないかもしれない、幻滅して話したくないかもしれない
けど、俺は謙杜と話したい、大好き、謙杜以外ありえない
全て伝えたかった
俺は走って謙杜の家に行った
・
・
駿佑「っ、はぁ、はぁっ、」
家の前に着いたのはいいもののインターホンを押す手が震える
駿佑「、、っ」
ガチャ
謙杜「、、ぇ」
俺がインターホンの前で立ち止まっていると謙杜が玄関からでてきた
駿佑「謙杜、」
謙杜「なにして、」
駿佑「ごめん、本当にごめんなさいっ、」
駿佑「あんな態度とって、謙杜を悲しませて、ごめんなさい」
謙杜「、、」
駿佑「自分のことしか考えてなくて、本当に最低だった」
駿佑「よりを戻すのは難しいかもしれないけど、俺は謙杜のこと大好き」
駿佑「悲しませて、ごめんなさい、、」
謙杜「それをわざわざ言いに来たの?」
そうだよな、、
謙杜は会いたくないはずなのに、迷惑だったよな
また俺は自分のことだけ、
謙杜「俺も、みっちーの家行こうとしてた」
駿佑「、ぇ、?」
謙杜「俺もみっちーのこと好き」
謙杜「大橋くんに聞いた、みっちー疲れてたんだよね」
謙杜「気づかなくてごめん、」
謙杜「みっちーの話聞かずに勝手に別れようとか言って」
謙杜「俺こそ最低だった」
謙杜「ごめんなさい」
駿佑「謙杜、」
謙杜「やっぱり別れたくない」
謙杜「俺にはみっちーしかいないから、」
駿佑「っ、うん、俺も」
駿佑「謙杜のこと大好き、っ、」
謙杜が俺に抱きついた
謙杜の温もりを久しぶりに感じた
俺は強く抱き返した
謙杜「っ、苦しいよ、笑」
駿佑「ぇ、あ、ごめん、」
謙杜「みっちー、」
謙杜「これからはなんでも言って、俺にできることはしたいから」
駿佑「俺も、その言葉そっくりそのままお返しします」
駿佑「これからもずっと一緒にいたい」
謙杜「いたいじゃなくて、いるんだよ」
謙杜「もう絶対離れないから」
駿佑「俺も絶対離さない」
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リクエストありがとうございました!!♡
遅くなりすぎてしまってすいません💦
色々ショッキングなことがありましたけど、
今日から10月なので、皆さんも自分のペースで前を向いて頑張りましょう
では、これからも頑張りますので見てくださると嬉しいです、!!
末永くよろしくお願いします~!!












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。