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第48話

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2026/10/27 13:52 更新
ハン side






あなたの女装時の名前さんが立ち位置につくと、シャッター音が鳴り響く。






途中途中細かい修正を行いながら、着々と進めていけてる。






そして…やっぱり僕の目に狂いはなかった。






あなたの女装時の名字と名前…このような人材が今まで社会に埋もれていたなんて、信じられない。






僕がやれとは言ったが、そう言われて背中で感情を表現するなんて簡単ではない。





でも伝わってくる。あの小説の真髄であるシリアスさが。






予想以上の解像度だ…!僕のアイデアが目に見えて実像と化していく…!





たったこれだけの時間しか被写体にできないなんて、残念すぎる。





HN
HN
次は前方から風を送って動きをつけます。少し強めなんで覚悟を。
 
(なまえ)
あなた
はい。




ブゥーーーーン





…うん、髪や服がなびくことで、向かい風に立ち向かってるようにも、新たな風の兆しのようにも見える。





風までも味方にここまでできるとは、実は元プロのモデルなんじゃない?






カシャッ、カシャッ、📸






HN
HN
…いいですね。一旦切ります。
 
(なまえ)
あなた
ハンさんの想像通りにできていましたか…?





想像以上ですよ!!!、と叫んで握手をしたい気持ちをグッとこらえて落ち着いて言う。





HN
HN
はい。とても良い物が作れそうです。
 
(なまえ)
あなた
良かったです…
 



どきっ、と鼓動がした。





これは緊張からくるものか、それとも…



































HN
HN
これで終わりです。
ありがとうございました!





撮影の全行程が終わり、今日の仕事は終了。





…あーあ、終わっちゃった。






もっとあなたの女装時の名前さんを撮りたかったし、欲を言えば正面から綺麗な顔を整った設備で撮りたい。






言い方がアレだけど、その顔面を使わないのは本当にもったいないと思う。






あなたの女装時の名前さんの風貌ならモデルにでもなればどこからもオファーが殺到するまで成り上がれるに違いない。






恋愛ソングのmvに出ても様になりそう…





(なまえ)
あなた
ハンさん。
 
HN
HN
はいっ!?





物思いにふけっていると突然名前を呼ばれて素っ頓狂な声が出た。





(なまえ)
あなた
ふふっ、大丈夫ですか?
 
HN
HN
あ、いえ、すみません…///





ちょっと待って、今の笑みは反則でしょ…





ていうか恥ずかしいとこ見せちゃった…最悪だ…恥ずい…





(なまえ)
あなた
今日のお礼を言いたくて。
今日はありがとうございました。
 
HN
HN
こちらこそ!いい写真が撮れたので大満足です。
 
(なまえ)
あなた
そう言ってもらえると嬉しいです。2回もご利用してもらったのは初めてで、少し緊張してたもので…
 
HN
HN
そうなんですね。そうは見えなかったですよ〜!
 
(なまえ)
あなた
そう言ってもらえると安心です。
 
(なまえ)
あなた
それでは、失礼致します。






そう言って出口へ歩いていくその姿も美しい。






…あぁ、単なる好奇心や興味では言い表せない、この気持ちに気づいてしまった。





















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