あなた「フー…………」
知ってる。
この緊張感。
私が選手だった頃、強豪校と当たった時に来た緊張感。
ソワソワして落ちつかない。
怖さもあるが、楽しさもあるこの変な感じ。
……今日は青城との試合からだ。
みんなに勝って欲しい。
その思いが強まると同時に変な緊張感も高まるんだ。
ーーーーー
私は、足が震えながらも外の空気を吸いに外へ出た。
すると、昨日一緒に練習した人達が前からぞろぞろと歩いてきた。
あなた「ッ!」
向こうも私がいるのに気がついたらしく、手を振ってきた。
あなた「青城……」
及川「今日烏野と戦うね!☆……及川さんがボコボコにしてやるよ!☆」
あなた「………それはこっちのセリフだよ。」
あなた「……"カラス"が食い散らかしてやる!」
及川「フッ……やれるもんならやってみな!べーっだ!」
及川「))ゴッ」
及川「いったァァァァ!!」
岩泉「あなた相手に子供っぽいことすんな。」
及川「だって煽ってきたんだもん!」
あなた「先に煽ったのは及川さんじゃん!」
及川「))ビクッ」
及川「及川さんは煽った覚えありませーん……」
あなた「ふーん。そうなんだぁ。」
及川「))ビクッ……」
あなた「ま、いいや。」
及川「))ホッ……」
あなた「どうせ、食い散らかすのは"カラス"だし。」
青城「「「))ビクッ」」」
あなた「んじゃ楽しませてね。」
国見「あなた!」
あなた「ん?」
国見「……やっぱなんでもねぇ。」
あなた「……そっか!」
あなた「じゃあ"またね"」
青城「「「「おう!」」」」












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。