第20話

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2024/03/01 09:00
 
 
  プランターにはトマトなどの野菜が
  植えられていて、順調に育っている。

  一方花壇の方には
  ラベンダーやチューリップなどが
  植えられていてとっても綺麗。

  しゃがんで、花を観察していると声が聞こえた。
  

 
 
 
 
 
 
  hsrb  
  あれ、あなたなにしてるの ?  
 
  あなた  
  ぅわ !!  
 
  ふつうに吃驚した …… 星導くんか、
 
  hsrb  
  ぁ、ごめん  
  hsrb  
  驚かせちゃった ?  
 
  あなた  
  べ、別に大丈夫だよ ……  
  あなた  
  というか、星導くんは 
  何でここにいるの ?  
 
  hsrb  
  俺、美化委員だから
  ちょっと学校の見回りー、みたいな  
 
  あなた  
  そういうことね  
  あなた  
  …… あ、
  小柳くんのとこ行かないと  
 
  hsrb  
  あ、そっか
  あなたたちも活動あるのか  
 
  あなた  
  うん、今日活動日なんだよね  


































  kyng  
  二人はなにやってんの  
 
  あなた  
  あ、小柳くん  
  あなた  
  いいところに !!  
 
  hsrb  
  ただおしゃべりしてただけです  
  hsrb  
  サボりじゃないです  
 
  kyng  
  はいはい、わかった
  星導は普通に自分の委員会の仕事しろよ  
 
  hsrb  
  分かってるって  
  hsrb  
  じゃあね、ばいばい  
 
  あなた  
  うん、ばいばい  























  あなた  
  私、仕事終わったよ  
  あなた  
  小柳くんも終わった ?  
 
  kyng  
  まあ、一応  
  kyng  
  雑草は一通り抜き終わった  
 
  あなた  
  ありがとう !  
  あなた  
  小柳くん来てくれて  
  めっちゃ助かった 
 
  kyng  
  いや、俺は別に先輩に
  言われて来ただけだから  
 
  あなた  
  ううん、それでも
  私の仕事手伝ってくれたしさ、  
  小柳くんと
  コミュニケーションとれて私嬉しい  
 
  kyng  
  そう ? 
  別に気にしなくていいよ  
 
 
  小柳くんの穏やかな青紫色の髪が風で揺れていた。

  その後、いくつか会話を交わしたあと
  日が暮れてきたので、先輩のもとへ帰ることにした。
 

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