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第3話

学校と言う名の地獄【3】
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2021/12/26 14:20 更新
昼休みになるとすぐに、お兄から電話をかかってくる。
いつものようにすぐ出る。
彩音
彩音
もしもし、お兄?
彩芽
彩芽
あぁ、彩音
彩芽
彩芽
昼メシのことなんだが…
一般クラスの生徒と我々組の生徒は
余程のことがなければ接触してはならない決まりらしいと伝えられる。
彩芽
彩芽
だから、昼メシは一緒に食べられそうにないんだ
彩音
彩音
……そっか
彩音
彩音
けど大丈夫だよ、僕は我々組の友達と食べるから
彩芽
彩芽
お、もう友達ができたのか?
ズキン、と胸が痛む音。
彩音
彩音
うん、友達が待ってるからもう行くね
彩芽
彩芽
あぁ、また放課後に
彩音
彩音
うん、また後でね
プツッ、と通話が切れる音がする。
重く長いため息をついてから、スマホをカバンにしまう。
コネシマ
コネシマ
良かったんか、嘘ついて
今朝僕に色々聞いてきてくれた我々組の生徒
捏島こねしま 孝行たかゆきさん、僕と同じ2年生。
あだ名はコネシマ、コネさん、シッマ…色々あるらしい。
彩音
彩音
……嘘ついてでも大丈夫って言わないと
彩音
彩音
お兄が心配しますから……
鬱先生
鬱先生
まぁ、嘘ではないんやない?
鬱先生
鬱先生
俺らがおるし
コネシマさんのお友達の鬱島うつしま だいさん、2年生。
あだ名は大先生。
彩音
彩音
えっ、と…じゃあお2人は
彩音
彩音
僕と友達になってくれる…ってことですか…?
僕が聞くと2人はきょとんとした顔をする。
コネシマ
コネシマ
友達ってのは、なるんやないで
コネシマ
コネシマ
気付いたらなってるもんや
鬱先生
鬱先生
そうそう、せやから彩音ちゃんも
鬱先生
鬱先生
もう俺ら我々組のお友達、やで
……そっか…我々組のみんなが…お友達…
胸の辺りが暖かくなる。
こうやってお友達とお昼を食べるのに
憧れていたんだ。
今日のお昼は、昨日までのお昼よりも美味しく感じた。

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