第34話

甘く溺れる
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2019/05/13 08:51

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__ふと目が覚めてすぐ
隣に心地良い暖かさを感じた。


俺の隣で小さく寝息を立てているのは
愛しい愛しい恋人。


テ「ふふ...かわいー」


隣で眠る自分より一回り小さなじんたんを
起こさないようにそっと抱き寄せた


...あー、昨日のじんたん可愛かったなあ。

朝起きてじんたんが隣で寝てるって
やっぱり幸せだなあ。


太陽みたいにあったかくて、少し甘い香りが漂うじんたんの髪に顔を埋めて

また可愛い寝顔を見つめる。


テ「...よく寝てんなー、全然起きないw」


可愛くて
愛しくて
大好きで
一生手放したくない大事な恋人。



...ずっと見てられる...。

こんなに好きで
俺も自分で自分のこと心配になるわ

じんたんが居なくなったら
きっともう生きていけない。

じんたんが一緒に笑ってくれないと
きっともう喜びを感じたりできない。


ああ、溺れてんなあ 俺。







ひとりでにやつきながら寝顔を見つめていると、少し経ってじんたんの目がうっすら開いた。


じ「...んー...?」



目を擦りながらゆっくり俺を見て、ふにゃっと笑う

じ「ぁ、ておくん...おはよー」

少し寝ぼけてるみたいで、今何時かなぁって言いながら 俺の胸元にきゅっと抱きつく。



え?なに?可愛すぎん?
無理無理、キュン死するわ。




テ「じんたんおはよ、もうお昼前だよ」


かわいいなあ。
俺可愛いしか言ってなくない?
語彙力無くなるくらいじんたんが天使なのが悪い。

頭を撫でてやると
気持ちよさそうにむにゃむにゃ笑う。


じ「ぁー...もう起きなきゃねぇ」

テ「そうだね、今日夕方から別々で撮影あるよ」

じ「ええ~...テオくんと一緒にいたいのに...」

テ「っ~!! もーじんたん可愛すぎ!」





なんて幸せな寝起き。

これがこの先もずっと続いてほしいな。


じんたんを抱きしめて
そろそろ起きよっかって声をかけて
額にキスをした。

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