第3話

マネージャー
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2020/12/13 05:59
私は、入学式がおわり、下校時間となったがある場所へと向かっていた。

それにしても、校舎は広いんやなぁ

さすが、お金持ち高校って言われてるだけあるんやね

そう思いながら

男子バスケットボール部っと書かれた部屋のドアをノックした。


花宮「はい、どうしました?って、先程の新入生代表の方ですよね?」


近くで見てもまろまゆ…

というか、これ猫被りなんやろ?

隠すのうますぎやわー、こりゃ騙されるのも無理ないで


芽依「はい、今吉芽依です。あの、マネージャーやりたくて」




花宮side


俺から行こうとしていたが、あっちからくるなら都合はいいな

ふはっ、まずは様子見だな。


花宮「すいません…ここマネージャー募集してないんですよ」


そう言うと、目の前の女は明らかな落ち込み方をした。


原「えいっ」


落ち込んでた女はその掛け声と共に


芽依「ふぇ!?なんや…?」


っと声を出していた。

原がツインテールを引っ張っていた。

なんや…ねぇ


花宮「君って、今吉翔一の親戚の方かな?」


少し圧をかけながら言う。

すると、咳払いをしてから

お辞儀をして、顔を上げた。


芽依「私は翔兄…今吉翔一の妹です。多分、花宮さんが家に来てる時は私海外いたから知らなかったのかもでーす!」


海外ねぇ

それにしても似てなさすぎだろ。

その瞬間、ブッブーっと、携帯の音が鳴ったため見ると


今吉
わしらは似てるで〜



っと、通知が来ていた

おいおい、妹まで引き気味じゃねぇか


花宮「まぁ歓迎するよ。君はなんでお兄さんの学校に行かなかったんだい?」

芽依「私、嫌いなんですよ。"キセキの世代"っと呼ばれる人たち。
   だからここにしました。誰も属してませんし、勉強も頑張れますし
   兄のおすすめだったので」


これは絶対、最後のが大きかっただろ。

最後だけもじもじしながら顔あからめて…

ふはっ、まぁいいか

利用しまくって、追い出すって手もあるしな。


芽依「利用しても全然いいですよ?あと、猫被りめんどくないですか?











でもマネージャーいた方が楽だと思うんですよねー?」


こいつは、目が細いわけではない。

開いた時に、圧があるわけではない。

なぜか、今吉さんとの圧がある。

俺はため息を吐いて、中にいる健太郎や原やヤマや古橋はグッと

をしているので


花宮「じゃあこれからよろしくね


















なんて言うわけねぇだろバァカ

せいぜい役に立って見せろよ?」

芽依「はい!よろしくお願いします!」


俺と今吉さんの妹は

拳をぶつけた。
   

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