私は、入学式がおわり、下校時間となったがある場所へと向かっていた。
それにしても、校舎は広いんやなぁ
さすが、お金持ち高校って言われてるだけあるんやね
そう思いながら
男子バスケットボール部っと書かれた部屋のドアをノックした。
花宮「はい、どうしました?って、先程の新入生代表の方ですよね?」
近くで見てもまろまゆ…
というか、これ猫被りなんやろ?
隠すのうますぎやわー、こりゃ騙されるのも無理ないで
芽依「はい、今吉芽依です。あの、マネージャーやりたくて」
花宮side
俺から行こうとしていたが、あっちからくるなら都合はいいな
ふはっ、まずは様子見だな。
花宮「すいません…ここマネージャー募集してないんですよ」
そう言うと、目の前の女は明らかな落ち込み方をした。
原「えいっ」
落ち込んでた女はその掛け声と共に
芽依「ふぇ!?なんや…?」
っと声を出していた。
原がツインテールを引っ張っていた。
なんや…ねぇ
花宮「君って、今吉翔一の親戚の方かな?」
少し圧をかけながら言う。
すると、咳払いをしてから
お辞儀をして、顔を上げた。
芽依「私は翔兄…今吉翔一の妹です。多分、花宮さんが家に来てる時は私海外いたから知らなかったのかもでーす!」
海外ねぇ
それにしても似てなさすぎだろ。
その瞬間、ブッブーっと、携帯の音が鳴ったため見ると
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。