今までは早朝に練習が終わっていたので帰る時間はそれと並行して朝だった。だが今日宿舎に着いた時間は11時。なんだか悪いことをしている気分だ。いつもなら練習してる時間。なのに今日は宿舎でのんびりしている。
各々部屋に戻り学校の課題に手をつけ始める。
なかなか捗らない課題は2時間ほどかかりそこからお風呂に入る。結局寝るのは2時だ。ベッドに入り芸名について考えた。
案外サクッと決まった芸名。時間があったらヒョン達のも聞いてみよう。気になるし
そこから起きたのは朝の5時。いつも3時間睡眠をしているからか体がそれに慣れてしまっている。眠い目をこすりながらリビングへと向かうと数人の人が起きていた。
今日は高校の入学式。つい先月中学校を卒業したばかりなのにもう高校へ入学。
今いる自分含め8人の朝ごはんを作る。簡単にスクランブルエッグとウィンナーを焼く。パンも用意してテーブルの上に並べる。
他愛ない話をしながら朝食を食べる。
ミンギュヒョンが降りてきた。まだヒョンの分は作っていないから作ろうと思い席を立とうとすると隣に座っているジョンハニヒョンが腕を掴んだ。
シュアヒョンとハニヒョンに止められ席に着いた。
ミンギュヒョンは少し考える素振りを見せたが直ぐに顔を上げた。
果たしてガリガリのヒョンが人のことを言えるのだろうか?足はとても細くて今にも折れそうだ。他のヒョン達からは“ミョンホは殴ったらすぐに折れそう”とからかわれるくらい細い。
ミンギュヒョンのパンを焼き始めた頃にはほぼ皆リビングに来ていてガヤガヤしはじめた。ハニヒョンとシュアヒョンに内緒で全員分の朝食を作り料理を出す。
ハニヒョンは僕に抱きつきながら頭を撫でてくれる。いつまで経ってもなれない。
なんて言い合いながら遊んでいると別の部屋からスニョイヒョンの声が聞こえる。
ハニヒョンの腕を振りほどくとヒョンはしょんぼりした顔をしたけどそんなのお構い無しにジフニヒョンの部屋に行く。
ドア越しにピョコっと顔を出すとスニョイヒョンが困った顔をしてジフニヒョンの顔をツンツンしていた。
スニョイヒョンの小動物のような行動に微笑ましくなった。ニコニコしながら部屋に入る。
大きな声を出して体を揺さぶりながら起こすとジフニヒョンの目が少しだけ空いた。
スニョイヒョンと一緒にリビングに向かい朝食を出す。スニョイヒョンとジフニヒョン以外のヒョン達はもう既に朝食を食べ終えていた。ミンギュヒョンは食器を洗っていてそれを手伝うことにした。
ミンギュヒョンの言葉に甘えて学校へ行く準備をする。採寸以来制服に腕を通す機会がなかったから凄く新鮮味を感じる。中学の入学式を思い出す。
新しい制服を来てリビングに行くとパシャパシャとカメラのシャッター音が聞こえた。
























編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。