第2話

グリムジョー【清掃係】
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2024/12/28 00:49 更新
【設定】
破面の女主/部屋の清掃係
破面といっても、あなたは戦闘ができるタイプではない。むしろ戦えないので雑用を任されている。
そんな彼女は十刃の部屋の掃除をすることもあるのだが、中でも苦手な破面がいた...
グリムジョー
少しでも汚れがあったら...殺すからな
彼の名前は【グリムジョー=ジャガージャック】十刃のNo.6だ。
あなた
ぜ、全力でお掃除させていただきます...
掃除中は大体どの破面も、埃がまうのが嫌なのか部屋を出ていくのだが...彼だけはいつもいる。ソファにどっかりと座っていてあなたの掃除する姿をじっと見つめているのだ。
あなた
(また見てる...うぅ怖いよ)
あなた
(全然集中できない...)
これまでも殺すと脅されてきたあなただか、今のところ掃除が完璧だったのか殺されてはいない。しかしいつ殺されてしまうのかわからないことがあなたは恐怖だった。
あなた
(きっと私がいなくなっても、藍染様はなんとも思わないんだろうな...)
床を箒で掃きながらため息をつくあなたに気づき、グリムジョーはソファから立ち上がった。
グリムジョー
テメェ...
あなた
ぐえっ
突然グリムジョーはあなたの頬を片手で掴んだ。かなりの力で押しつぶされているのであなたは冷や汗をかく。
あなた
にゃ、にゃんでふか...?
グリムジョー
余計な事考えてんだろ?
あなた
ひぇ...
グリムジョー
テメェは俺の事だけ考えてろ
ガブリとあなたの鼻にグリムジョーが噛みついた。本気で噛みちぎる気はないようで、尖った歯が少し肌に食い込むくらいの力だ。
あなた
グリムジョー
わかったな?
あなた
ひゃ...ひゃい......
あなたの返事に満足そうに頷いたグリムジョーはまたソファへと戻っていく。いまだに混乱しているあなたは鼻の頭を撫でながらその場に立っていた。
グリムジョー
何やってんだ、続けろ
あなた
す、すいません...
慌てて掃除を再開するあなたをまたグリムジョーは目で追っている。緊張と恐怖からかあなたは涙目だ。

なんでいつも突っかかるんだろう...放っておいてくれたらいいのに。

ようやく床を掃き終わると、あなたはすぐに部屋を出ようとする。もちろんグリムジョーに一礼するのは忘れない。
あなた
では、失礼しま.....
頭を下げると床が見える、その視界の中にグリムジョーの足が入ってきた。どうやらあなたの目の前に彼が立っているようだ。なにか粗相をしてしまったのか、あなたは頭を持ち上げるのが怖かった。
あなた
.....
グリムジョー
いつまでそうしてんだ
グリムジョー
顔、上げろ
あなた
は、はい...
恐る恐るあなたは顔を上げる。目の前には鍛えられた胸板があった。思っていたよりも近くにグリムジョーがいたので、あなたは驚いて離れようと後ろへ下がった。

しかしその行動は、グリムジョーがあなたの腰に腕をまわしたことによって妨げられた。
あなた
えっ
あなた
あの.....?
目の鼻の先にグリムジョーの顔がある。怖いことには変わりないが、惹きつけられる水色の瞳から目が逸らさない。
あなた
(顔だけは好きなんだよなぁ)
などと失礼なことを考えていたあなたの視界が水色でいっぱいになる。気づいた時には唇が重ねてられていた。そう、言わばキスである。しばらくするとグリムジョーは離れて己の唇を舐めた。その仕草が色っぽい。
グリムジョー
他のヤツらの部屋なんか掃除すんな
グリムジョー
今度から俺の部屋だけやってろ
グリムジョー
藍染に言われても、だ
あなた
.......
グリムジョー
オイ...聞いてんのか?
あなた
..........ふぁい
グリムジョー
フン...わかりゃいい
呆然としたままあなたはグリムジョーの部屋を後にした。唇にはまだ感触が残っているような気がして、あなたは己の唇に触れる。
あなた
.....な、なんでぇ?
只々、あなたは混乱していた。

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