第5話

ヒーローのあいつ
4,838
2022/01/18 13:12


プルルルル プルルルル

「○○区に大型ヴィランが出没した。直ちに向かってください。」


_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
__了解











出没地へ着くと既に警察やらヒーローやらが集まっていた

その中にアイツも居る
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
藍華羽、来たのか。今日も美しいな
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
あらどうも〜(棒)
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
___って、もう捕まえたのか
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
これくらい朝飯前だ
それより今から食事に行かないか?
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
お断りします。
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
つれないな。そんな君も魅力的d______
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
ねぇ
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
ほんとにコイツだけ?
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
あぁ、連絡でもそう伝えられたし、
それらしい奴は他に見かけなかった。
確かにそう伝えられた

けど、何か腑に落ちない




指を唇につけ悩んでいると周辺で大きな音がした



ボーンッ
見るとそこにはさっきまで居なかった大型ヴィランが突然現れた
現れたヴィランは捕まった仲間を抱え警察を振り切って逃げて行く
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
クソっ、まだ居たのか.......
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
藍華羽はここで待っていてくれ、
俺が、.....................


イレイザーの話を最後まで聞かずにヴィランを追いかけた。


追いつくことは出来たが私は束縛は分野に入っていない

しかし、これ以上被害があっては大変だ...


コイツらヴィランの ”個性を消して” おこう。
ポンッ


右手でヴィランに触れると2人はミルミルと体が普通の人間サイズに縮んでいく

きっとこれが彼らの本当の姿だろう。

触れた奴の個性が縮ましたり大きくさせたり、サイズを変えることができるもの、であってる?

もう1人が、、これは”怪力”か?


どちらもそっちヴィランへ行ってしまったのか

_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
残念だ、
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
藍華羽!!
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
遅いぞイレイザー
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
すまない、ところでヴィランが
縮んだが何があったんだ?
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
.......さぁ、私にも分からない
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
そうか、




ヴィランは警察に連れて行かれヒーロー達は続々と帰っていく



私もそろそろ帰らなきゃ、

帰って勉強しないと!相澤先生とまた会うためにも!



私もその場を離れると段々と夜が明けていく
明けた空はまだ16時前後、

私が移動すると着いてくる夜は本当に生きているかのよう



そして私の後を着いてくる奴がもう1人


イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
凄いな、夜だった筈なのに
あっという間に元に戻っていく
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
すみませんね、夜にした犯人は私です
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
いや、とても綺麗だ((ニコ
_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
!!/////

私はすぐに個性を解いた


夜は完全に消え去り、私にも月ではない太陽の光が降りそそぐ





そして急いでその場から離れていった
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
藍華羽!
イレイザー・ヘッド
イレイザー・ヘッド
待ってくれ、!

ビルの屋上に飛んだ私はイレイザーを見下ろす

かかとを返すと長い髪がなびいた、その髪を耳にかけ 私は夕やけに染まっていく空を見上げた

_藍華羽@あげは_
藍華羽あげは
どうしたんだろ私、アイツに照れるなんて


きっと何かの間違えだと自分に言い聞かせた私の上を、雲を率いるように飛ぶ飛行機が過ぎ去った

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