第6話

6話__パパの背中
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2022/02/05 08:06 更新
_あなたside_

買い物が終わり、武道のところに行こうとしたんだけど…

学校ってどこ!?

てかここどこ!!?

マジで迷った…

スマホなんて持ってないし…
そもそもこの時代にスマホなんてないし…

ドゴッ __ ドゴッ

困っていたら何やら酷い音が聞こえた

え、何の音…
それにやたらとうるさい…

音のする方へ向かうと
不良が沢山集まっていて、その真ん中で殴り合いが起きているようだった

え……パパ…?

パパがガタイのいい男にボコボコに…
酷い…

パパ喧嘩弱いって聞いてるのに
このままじゃ死んじゃう…

嫌だ、この時代でも死なせたくない…


パパを助けなきゃ

私は階段を飛び降り、ガタイのいい男の顔面を蹴った

周りはなんだなんだとざわついている

女じゃねぇか

これタイマンだぞ?なんで女が突っ込んでるんだ

ヒソヒソと話していた不良を睨み

あなた
「武道!?大丈夫?」
「すごい怪我ッ…」
「なんで喧嘩なんかしてるの?」
「早く帰ろうよ!!」

武道
「あなたか…なんでこんなところに…」
「それに俺は帰らねぇ、これは俺の喧嘩だ」
「不良じゃない君には分からないかもしれないけど…」

あなた
「でもこのままじゃ死んじゃう…」
「やだよ、そんなの…」
「ここは引こう…?」

武道
「引けねぇんだよ!!!!」

「引けねぇ理由があるんだよ!!!」

「退いてろあなた」

私に背を向けて立った武道。

ママがパパのこと大好きなのわかった気がする
だって…

武道
「キヨマサ…」
「勝つには俺を殺すしかねーぞ」
「絶対ぇ負けねぇ」

この場にいる誰よりもかっこいい

同い年で身長もあまり変わらないのに…
パパの背中は大きなものを背負っているように感じた

今いる武道は12年後のパパなのかな…

キヨマサ
「バット持ってこい」
「上等だ」
「殺してやるよ」

mob
「バットって…」

キヨマサ
「早くバット持ってこい!」

周りがまたざわついていると

??
「オイ、キヨマサ」
「客が引いてんぞー」

私は驚いた

あの龍の刺青…

ドラケンさん…!!

この時から背高かったんだ…!!

でも私は次の瞬間
顔を強ばらせた


「「お疲れ様です!総長!」」




憎くて殺したいくらい大嫌いな相手



佐野万次郎が現れた

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