… ほんとに幸せにして貰っちゃったなぁ
そう思って隣のオッパを見上げれば
「 何 ? 」と不思議そうに聞いてくる
そう言ってオッパの手を引くと、
目的のジェットコースターへと向かった
・・・
大分暗くなって、オッパに尋ねる
そう言ったオッパは私の手を引いて進んでいった
連れてこられた観覧車に、さっきの思い出が再び蘇る .
オッパも覚えててくれたんだ …
そう言ってゴンドラへと乗り込めば、
昔と変わらずゆっくりと動き始めた
ふんわりと笑えば、隣に座っているオッパは
「 そうだね 」と頷いてくれる .
花火やイルミネーションを見ていれば、
いつの間にかてっぺんへとさしかかっていた
呼ばれて振り向けば、突然されるキス
目をつぶるのも忘れてそのまま固まっていれば、
顔を離したオッパは私の顔を見るなり笑った
自信ありげににやりと笑うオッパに、
同じく笑って頷く .
ゴンドラが下に着くまで後半周
私たちは隣に座ったまま、
お互いそっぽを向くように窓の外を眺める
けれども間に置いてある手は
ぎゅっと握られたままだった















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。