第6話

第4話 書斎での邂逅
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2022/03/30 07:11 更新




 No , side




 あれから終業式は無事に終わりを迎え、
 フラフラとした足取りでハルヤが
 自宅へ帰るのを見送った後……



 今はナツメ・アキノリ・アヤメの3人が
 トウマの家にお邪魔するところだ。
 「「「お邪魔しまーす」」」



トウマ
うん、上がって、、
今お茶とお菓子用意するね…
ナツメ
いいよ別に!今回はただ、
私達の事情で勝手に
上がらせて貰ってるんだから……
アキノリ
え……、、


 その言葉とともに固まる
 アキノリの手には食べかけのクッキー……。
 口の端には、何やら焼き菓子を
 頬張ったかのような食べくずがついている、、

ナツメ
アキノリ……アンタまさか!?
アキノリ
(ゴクッ……
ナツメ
今飲み込んだでしょ!
せめていただきますくらいは
言うのが礼儀なんじゃないの!?
…ごめんねトウマ、勝手にアキノリが…
トウマ
ううん、良いんだよ…
食べて貰いたくて用意したんだし……
アヤメ
話を遮っちゃって悪いんだけど、
さっそく禁怪の黙示録探さない?
いくら終業式で帰りが早いとはいえ
夕方まで時間がないよ…💦
ナツメ
それもそうね!

 最もだ、と意見が合致したところで
 トウマに案内して貰い、
 張り切って書斎の扉を開けた_______
ナツメ
えっと、これは……
トウマ
本、だね。
アヤメ
こんなに沢山……
アキノリ
本、だな……
 壁一面に設置された本棚、
 仕切り代わりに置かれた本棚、、
 
ナツメ
と、とりあえず……!
見ていきましょ!
アヤメ
そうだね、!
頑張ろう!
アキノリ
終わる気がしない……
トウマ
4人もいるから
わりと早くに終わるかもよ…?

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 「わりと早くに終わるって言ったの誰だよ…」
 
 アキノリの言葉を皮切りに、
 四人の顔にどっと疲れが現れる……

 目につく本棚は粗方見終わった______
 
アキノリ
でも、禁怪の黙示録……
見つかんなかったな…
アヤメ
本棚は全部、
徹底的に調べたし……
ナツメ
トウマの思い違いだったとか…、、?
トウマ
皆……、凄く言いづらいんだけど…

 トウマはそう言って、
 壁に設置されたと思っていた本棚を
 軽く押す……すると、、
トウマ
本棚、これだけじゃないんだ……
なんと本棚の足には
キャスターがついており移動式…
本棚を押して出てきたのは、
またもや本棚、本棚、本棚……

その本棚を押すと更にその奥に______
ナツメ
これは、、
アキノリ
ヤバいな……
アヤメ
さすがに、、
トウマ
ごめん、
ナツメ
トウマが謝る必要ないよ……
でもこれは…片っ端から探す、って
方法は時間がかかりそうね、、
アキノリ
そうだ!義経を憑依させて、
見つけて貰うのは!
アヤメ
でも、義経さんは妖気を辿れるだけで
物探しの達人って訳じゃないし…
アキノリ
ものは試し!ですから!
トウマ!頼んだ…!
トウマ
了解!任せて、!

 「憑依!幻魔義経!」
 かけ声と共に時計の針を6時に合わせる___

 ~陸時、義経……~

 腕を上げ時計を時計に手を合わせる…
 雷が鳴りトウマの目が緑色に変わったその時、
 笛の音を靡かせながら______

 
幻魔 義経
義経、参上
幻魔 義経
久しいな…
今回は何用だ、、?
ナツメ
それが…実は、、
アキノリ
とある本を見つけ出して欲しいんだ…!
幻魔 義経
とある本、とは……
本の作品名と著者名を頼む
アヤメ
本名は禁怪の黙示録、
著者名はゆうらぎさんです……
ナツメ
……どうでもいいけど、
その情報必要なの、、?
幻魔 義経
念のためだ…何の理由があって
その本を探しているのかは
知らぬが、、妖気を探る。
出来る限りの力を尽くそう……

 そう言い終えると同時に、
 自分の眉間に人差し指を添え
 意識を集中させる義経……

 その様子をナツメ達は見守る_______




 そして、半分ほどして…義経の目が開く



幻魔 義経
見つけた…
 そうして、手前の本棚を
 すいすいと押し退けていき…



 1つの本を手に取る_____
アキノリ
うん!タイトルも著者名もバッチリだ!
ありがとな義経!助かったよ!
アヤメ
見つかるものなんだね、!
これがご都合展開…(ボソッ…
幻魔 義経
我とトウマは友達、なのだろう?
友達の友達も、友達……
幻魔 義経
友達のために
これしきのこと、造作もない…

 にこりと1つ微笑むと、
 義経の憑依は解け、いつものトウマに戻った。
トウマ
何とか本を見つけられたみたいだね…
こんなに探して見つからなかったから
もしかしたら無かったんじゃないかって
不安になってたところなんだ、、
トウマ
皆も、ありがとう……
ナツメ
友達のため、だからね!
トウマ
友達、なんだね…(ボソッ…
アヤメ
うふふ…二人は変わらないわね笑
トウマくん、応援してるからね💦
アキノリ
そういうのは他所でやってくれ…
やっと見つかった事だし
中身を確認してみようぜ!

 そんなこんなでやけに古びた
 禁怪の黙示録の原作の小説に手をかける____




 
ナツメ
嘘っ…これ、、
アヤメ
今時、手書き……??

 表紙に手をかけ、ページをめくる。

 そして見えたのは手書きの秀麗な文字______
 どのページをめくっても、形の整った文字が
 ずらずらと羅列している…

トウマ
あ…思い出した、、
 そう言って、手を打つトウマ

アキノリ
えーっと、何を??
トウマ
これ見て…
 本をパタンと閉じて、くるっと裏返す。

 裏表紙が露になりそこから
 さらにページを1枚めくる。

 
ナツメ
サイン??
アヤメ
ってことはゆうらぎさんの?
トウマ
うん…多分、
これ、世界で1つのサイン本らしくて…
僕がまだ小学生くらいの時、
父さんが偶然貰ったものなんだけど、、
アキノリ
世界で1つのって…!
つまり、原作の小説の、
更にもとになった小説?!?
だから全部手書きってことか!?
売ったら相当な値段になるぞ!
アヤメ
怪奇現象・解決の
大事な手がかりなんだから!
間違っても売ったりしちゃダメだよ💦
アキノリ
ですよね~!
勿論、冗談ですよアヤメさん!
ナツメ
え~、要約するとトウマが
子供の時にお父さんから貰った本が
その禁怪の黙示録で、それは
今現在の禁怪の黙示録の元ってこと…?
トウマ
そうなるのかな…
ナツメ
手がかりも見つかった事だし!
さっそく中身を確認しちゃお!
アヤメ
そういえばさっきは
それで本を開けたんだもんね笑
アキノリ
よし!「徘徊する陰影」
見ていきますか~!

 そしてまた彼らはページをめくる…



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作者
作者
おはこんばんにちわ!
作者
作者
小説って書くの難しい…💦
皆楽しんでくれてるかな、、
作者
作者
ここまでの話だけで
何個かの伏線が張られてるけど
皆は全部気づけたかな~✨
それでは次回!お楽しみに!









to be continued...



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