No , side
あれから終業式は無事に終わりを迎え、
フラフラとした足取りでハルヤが
自宅へ帰るのを見送った後……
今はナツメ・アキノリ・アヤメの3人が
トウマの家にお邪魔するところだ。
「「「お邪魔しまーす」」」
その言葉とともに固まる
アキノリの手には食べかけのクッキー……。
口の端には、何やら焼き菓子を
頬張ったかのような食べくずがついている、、
最もだ、と意見が合致したところで
トウマに案内して貰い、
張り切って書斎の扉を開けた_______
壁一面に設置された本棚、
仕切り代わりに置かれた本棚、、
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「わりと早くに終わるって言ったの誰だよ…」
アキノリの言葉を皮切りに、
四人の顔にどっと疲れが現れる……
目につく本棚は粗方見終わった______
トウマはそう言って、
壁に設置されたと思っていた本棚を
軽く押す……すると、、
なんと本棚の足には
キャスターがついており移動式…
本棚を押して出てきたのは、
またもや本棚、本棚、本棚……
その本棚を押すと更にその奥に______
「憑依!幻魔義経!」
かけ声と共に時計の針を6時に合わせる___
~陸時、義経……~
腕を上げ時計を時計に手を合わせる…
雷が鳴りトウマの目が緑色に変わったその時、
笛の音を靡かせながら______
そう言い終えると同時に、
自分の眉間に人差し指を添え
意識を集中させる義経……
その様子をナツメ達は見守る_______
そして、半分ほどして…義経の目が開く
そうして、手前の本棚を
すいすいと押し退けていき…
1つの本を手に取る_____
にこりと1つ微笑むと、
義経の憑依は解け、いつものトウマに戻った。
そんなこんなでやけに古びた
禁怪の黙示録の原作の小説に手をかける____
表紙に手をかけ、ページをめくる。
そして見えたのは手書きの秀麗な文字______
どのページをめくっても、形の整った文字が
ずらずらと羅列している…
そう言って、手を打つトウマ
本をパタンと閉じて、くるっと裏返す。
裏表紙が露になりそこから
さらにページを1枚めくる。
そしてまた彼らはページをめくる…
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to be continued...













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。