第40話

39.知るべき真実
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2026/07/26 21:00 更新
side.田中樹
田中樹
…すごい、綺麗に整頓されてる
高地優吾
北斗っぽいよなー、こういう感じのインテリア
中に入って一番に思ったのは、“北斗らしいな”ということ。
北斗らしい、シンプルでオシャレな内装。
それだけでも北斗を感じられて、少しだけ泣きそうになった。
京本大我
えーっと…あ、こっちがリビングっぽいよ
そんなきょもの言葉に引き寄せられるかのように、リビングであろう部屋に入る。
中に入った俺らの目に飛び込んできたのは、テーブルの上に散らばるたくさんの書類だった。
田中樹
…ん?この書類……
何気なく手に取って、目を通した書類。
それは、俺の心を抉るにはもってこいの情報で。
田中樹
……あ、あぁぁ…
田中樹
あ゙ぁぁぁ…!!
書類を握りしめながら崩れ落ちた俺に、みんなが駆け寄ってくる。
知りたくなかった。いや、隠されてるぐらいなら知りたかったのかもしれない。
田中樹
なんで、何でだよ……!!
田中樹
なんで俺なんかに、目を渡したんだよ…!!!
俺の叫びを聞いて、4人とも察したらしく。
目を見開いて、手を握りしめている。
田中樹
いらない、北斗を犠牲にして手に入れた視力なんていらない… 泣!!!
返せ、返せよ!!
馬鹿野郎、俺の馬鹿野郎…!!
北斗、北斗、北斗。
北斗は今、あんな冷たくて怖くて、暗い空間に一人でいるのかよ?
バカ、馬鹿だよ北斗は……
俺のことなんて、放っておけばよかった…!!
なんで、なんで…!!!
田中樹
返せよ、俺……
田中樹
北斗に、返せよッ… 泣!!!
涙が溢れて止まらない。
この景色が、見えている景色が。
全てが、北斗の犠牲によって成り立っていたものだと知ったから。
もう、素直に自分の視界を喜べなくなっていた。
高地優吾
…は、ぁ…?
隣で、色んな書類を見ていた高地が震えながら声をあげた。
高地優吾
うそ、だろ……
全員の注目を集めた高地は、ゆっくりとその封筒を見せてきた。
“遺書(SixTONESのみんなへ)”と書かれた、その封筒を。

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