第3話

2話
809
2022/06/06 12:22

あなた
えっと……すみません、もう一度言って貰ってもいいですか?
依頼主
相談屋さんには、にじさんじ百花王学園ひゃっかおうがくえんに行ってもらいたいんです!



うん、聞き間違いじゃなかった。



あなた
えーっと、行くのはともかくどうして私に行ってほしいんですか?
私ではなく、お客さま自身が行けば良いと思うのですが…
依頼主
それは、私も思いました。
ですが、私はもう社会人で働いていますし、夢だった教師も叶わないので……
依頼主
でも、やっぱりあの学園に興味があって、せめてもあの学園の中はどうなっているのか知りたくて...
あなた
...…。話は分かりました。
ですが、本当にあの学園がそこまでして知りたいものですかね?
依頼主
当たり前です!!!  ズイッ
あなた
『うおっ』
依頼主
学生はもちろん、日本人のほとんどがあの学園に行けば、"人生は成功"と言われている学園ですよ!!
しかも、そこの生徒には美男美女びなんびじょが集まるという!!
依頼主
見てみたくありませんか!!!!
あなた
『この人、テンションが高いな』
あなた
まぁ、確かにあそこの学園は有名ですが、お客さまにお伝えする方法はあるのですか?
盗撮とうさつ盗聴とうちょうなんてあの学園で、できるはずもありません
あなた
『そもそも、犯罪に手をめるなんてまっぴらだし、なにより学生になるのがめんどくさい』
依頼主
それが、今年はにじさんじ百花王学園にも文化祭があるらしいんです!!
文化祭は一般人の人は行けませんし、でもその学園の生徒なら入場できます!
依頼主
そして、そこで文化祭に売られているグッズや写真集を買ってきて欲しいんです!
あなた
……。お言葉ですが、グッズや写真集を買うために学園に乗り込めと?  ニコ
依頼主
はい!!知らないんですか?にじさんじ百花王学園はそこに入る生徒でしか手に入らないものが多いんです。
そのため、その学園の中を知るものはほとんどいません。それに学園のものは、オークションで高値で売れるくらい高価こうかなものなんです。
あなた
へーそうなんですねー(棒)
依頼主
ですので、相談屋さんには学園に入ってもらいたいのです!お願いします!
お金なら何円でも差し上げます。こんなことしてくれるのは相談屋さんだけなんです!
あなた
『……。確かに、うちの相談屋は実質、何でも屋みたいなところあるし、こんな客が少ない訳でもない』
あなた
『はぁー、仕方ないかー』
あなた
わかりました。そのご依頼お引き受けします。
依頼主
本当ですか!?ありがとうございます!!
依頼主
あっ、学園に入る手続きはお任せ下さい!こちらでやっておきますので
依頼主
それでは、手続きが終わり次第、ご連絡しますね!
あなた
はい、かしこまりました
  









「 ま た の ご 利 用 お 待 ち し て お り ま す 」













あなた
『それより、学園に入るのに手続きだけで済ませるって、とんだ大富豪だいふごうだな(知ってたけど)』
あなた
はぁー、めんどくさくなりそう……




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作者
作者
え、なんか全然伸びひん……。もしかしてみんなよふかしのうた知らへんのかな
作者
作者
てか、にじさんじ百花王学園ひゃっかおうがくえん、ダンガンロンパみたいになっとる。
作者
作者
ま、いっか☆

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